8月末に探索可能な惑星が1844京を超え、1秒毎に惑星を発見したとしても全ての発見に5850億年掛かるといったゲーム世界の規模が大きな話題となったHello Gamesの注目作「No Man’s Sky」ですが、新たにスタジオを率いるSean Murray氏が英The Guardian紙のインタビューに応じ、本作の誕生に深く関わる氏の幼少時代や当時出会ったビデオゲーム作品、“No Man’s Sky”に関する幾つかのディテールなど、興味深い新情報が明らかになっています。
- Sean Murray氏は、幼い頃に両親に連れられ兄弟5人と共にアイルランドからオーストラリアの奥地に引っ越し幼少時代を過ごした。この引っ越し先は、滑走路が7つもあるような100万エーカー規模の恐ろしく広大な農場で、人里離れた農場から移動する唯一の手段は軽飛行機のみだったとのこと。
- 奇妙な幼少期だったと語ったSean Murray氏は、“No Man’s Sky”のコンセプトが農場で暮らした幼少期に生まれたと説明。氏は、広大な世界で生きようとする生活が地球に迷い込んだエイリアンのようだったと振り返り、この頃に初めて触れたAmstradでEliteをプレイし、実際に訪れることが出来る何千もの星と夜空を見て、この全てに行ってみたいと考えていたことを明かしている。(※ AmstradはイギリスのAmstrad社が開発したパーソナルコンピューター。Eliteは、3Dゲームの父として知られる著名な開発者David Braben氏が生んだ商取引要素を持つオープンワールドなスペースコンバットシミュレーター)
- “No Man’s Sky”の宇宙には、巨大な宇宙ステーションが存在しており、この場所がプレイヤーのアイテム売買等を支えるハブとして機能する。
- プレイヤーは“No Man’s Sky”の広大な宇宙で発見した惑星から集めた資源を星系に1つずつ存在する宇宙ステーションで売買し、新しい武器や装備、ハイパードライブ等のアップグレード、より耐久性に優れた宇宙服など、様々な物品が購入可能。
- “No Man’s Sky”の宇宙には、いわゆるミッションは存在せず、ただ広大な宇宙が存在する。
- “No Man’s Sky”は、宇宙開発競争が銀河の探索を魅力的に見せた60年代から70年代のスタートレックやバーバレラ、2001年宇宙の旅等に象徴されるSF作品に強い影響を受けている。
- “No Man’s Sky”には宇宙船を強化し、戦闘を重ねプレイヤーのランクを向上させる類の要素が存在するが、戦闘はAIによりコントロールされる宇宙船との間で繰り広げられるもので、ゲームはあくまで“発見”に関係している。
- ただし、“No Man’s Sky”の宇宙は未知の生命と危険に満ちており、誰もが友好的とは限らない。さらに、惑星はそれぞれに固有の生態系を持ち、プレイヤーが食物連鎖の頂点に君臨しているわけではなく、プレイヤーを攻撃する巨大な生物等が登場する。さらに、まだ発表していない多数の要素が存在し、ゲームには多くの戦闘と悪意に満ちた何らかの力が存在するとのこと。
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