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今年1月中旬に、来る新作に向けた“ウォーミングアップ”（参考：VBのインタビュー）として、自らDOOM“E1M8”のリメイクレベルをリリースし話題となったお馴染みジョン・ロメロ氏ですが、新たにHOXARと呼ばれる謎の企業サイトが登場し、これがロメロの新作シューターに絡む架空のARGサイトではないかと注目を集めています。

これは、先週末にShacknewsが匿名ソースから得た情報として、このHOXAR社のサイトがロメロとRomero Games（※ 2014年にロメロとBrenda女史が設立した新スタジオ）の新作シューターに関連していると報じたもので、その後ロメロ本人がこのニュースに言及し、確かにHOXAR社が新作に絡む“何か”であることを認めています。

今のところ、新作に関する詳細は不明ですが、HOXAR社の公式サイトには、予測的なメモリ技術（PMT：Predictive Memory Technology）をベースに構築されたゴーグルを必要としない完全な没入型のホログラフィー技術“BLACKROOM”を開発し、これを市民生活やバーチャルショールーム、多彩な専門業務向けのトレーニング、軍事教育といった利用を促進している旨が確認出来ます。

また、“BLACKROOM”の実用化に際し、“Dense Parallel hNode Matrix”と呼ばれる空間認識用のボリューメトリックシミュレーション技術を商標出願し、個々のhNodeが匂いや触覚まで再現するといったディテールが記されており、来るロメロの新作がSci-Fiテーマの作品となるのか、それともVR/AR系の作品となるのか、来る続報に注目が集まるところです。

予てから新作シューターの開発に取り組んでいることを明言していたロメロですが、今年1月末には、来る新作が“誰も目にしたことがないような新作”だと述べ、興味深いフィクションやかつてないアイデアを持つこと、DOOMのようにジャンルを前進させるような作品だと強調し注目を集めていました。

Yes, there may be something to this. #pc #fps https://t.co/vHJgMPOPff

— John Romero (@romero) 2016年4月15日