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先月中旬に対応プラットフォームの拡大に伴うバックエンドの話題をご紹介した「Titanfall 2」（タイタンフォール2）ですが、本日イギリスの大手小売GAMEのデジタル部門GAME Digitalが、子会社であるMultiplayとRespawn Entertainmentの提携を正式にアナウンスし、事前情報通りMultiplayのクラウド技術を最新作のDedicatedサーバに利用することが明らかになりました。

Multiplayが提供する“Multiplay Game Services”プラットフォームは、Google Compute PlatformやMicrosoft Azure、Amazon Web Servicesといった主要なクラウドサービスと、大規模なデータセンターのベアメタルを併用する、自動スケーリングとハイブリッドなクラウド技術を特色とするホスティングサービスで、遅延を最小に抑えたバックエンドが世界中の至るところで利用可能になるとのこと。

満を持してPS4対応を果たす“Titanfall 2”ですが、前作のローンチ時にはAzureのインスタンスが存在しない一部地域でマッチングに問題が生じていたことが知られており、Respawn EntertainmentのリードプログラマJon Shiring氏は、今回の提携が前作の負荷を上回るであろう複数プラットフォーム向けのローンチと運用に備えるべく、さらなるスケーラビリティと信頼性、フレキシビリティの向上、広範囲な地域のサポートを確実なものとするための取り組みであることを強調しています。