昨日、伝統的なキャンペーンの廃止にまつわる背景やアプローチに関する話題をご紹介した「Call of Duty: Black Ops 4」ですが、新たに本作のゲームデザイナーMatt Scronce氏とシニアプロデューサーYale Miller氏が豪finderのインタビューに応じ、現在PUBGとFortniteが支配的なバトルロイヤルジャンルへの参入や“Blackout”の開発、PS4 Pro/Xbox One X向けの改善など、幾つかの興味深いディテールと見解を提示し話題となっています。
昨今台頭著しいバトルロイヤルジャンルの隆盛と、既にPUBGとFortniteがユーザーベースを奪い合っている現状について言及したMatt Scronce氏は、現在のバトルロイヤルを取り巻く状況を気に入っていると語り、全ての競合タイトルよりも優れた最高のゲームを作ることができなければ、そもそも手を出さないと強調。氏はTreyarchが既に巨大なコンテンツのライブラリと10年間の歴史、優れた銃撃戦、最善の移動システムを手にしていると挙げ、優れたバトルロイヤルを作り上げることに対する疑念はないと述べ、むしろ“Blackout”をできる限り楽しいコンテンツにすることだけが心配事だと伝えています。
また、Matt Scronce氏は現在バトルロイヤルジャンル上で生じているユーザーベースの問題については、Treyarchがはるか以前から同様の問題、つまり“BattlefieldとCall of Dutyはいかにして同じ産業に存在しうるか”という命題に対峙してきたと振り返り、バトルロイヤルにまだ多くのタイトルが参入できる余地があるとの見解を提示しました。
一方、Yale Miller氏はPS4 ProとXbox One X向けの改善について言及しており、PS4とXbox Oneを含む全てのコンソール版が60fpsで動作すると明かし、PS4 ProとXbox One Xの高解像度対応とビジュアルの精細さ以外、ゲームプレイに関係するアドバンテージは存在しないと明言しています。
余談ながら、“Blackout”の開発(と過去にシリーズがビークルにフォーカスした拡張パック“United Offensive”手掛けた経緯)に言及したYale Miller氏によると、新たな取り組みとして搭乗可能なビークルを多数導入する“Blackout”の開発には、かつて初代CoDの“United Offensive”を生んだGray Matter Interactiveの開発者達が数多く参加しているとのこと。(※ Gray Matterは2005年にTreyarchと統合された)
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