先日、初代Sid Meier’s CivilizationやHalf-Life、Dance Dance Revolutionを含む12作品のノミネートをご紹介したニューヨーク「The Strong」美術館の新たな“World Video Game Hall of Fame”(ビデオゲームの殿堂)ですが、昨日第5回を迎える今年の殿堂入り作品がアナウンスされ、1976年にリリースされたアドベンチャーゲームの祖「Colossal Cave Adventure」とWindows 3.0と共に1990年にデビューした「Microsoft Solitaire」、過激なゴア描写でESRBが誕生する要因の1つとなった1992年の初代「Mortal Kombat」、そして1992年に誕生した「スーパーマリオカート」の4作品が見事殿堂入りを果たしたことが明らかになりました。
■ 2019年(第5回)の“ビデオゲームの殿堂”作品
- Colossal Cave Adventure
- Microsoft Solitaire
- Mortal Kombat
- スーパーマリオカート
■ 参考:2018年(第4回)の“ビデオゲームの殿堂”作品
- ファイナルファンタジーVII
- Tomb Raider
- John Madden Football
- Spacewar!
■ 参考:2017年(第3回)の“ビデオゲームの殿堂”作品
- ポケットモンスター 赤・緑
- ストリートファイターII
- ドンキーコング
- Halo: Combat Evolved
■ 参考:2016年(第2回)の“ビデオゲームの殿堂”作品
- Grand Theft Auto III
- ゼルダの伝説
- The Oregon Trail
- The Sims
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ
- スペースインベーダー
■ 参考:2015年(第1回)の選出作品
- Doom
- Pac-Man
- Pong
- スーパーマリオブラザーズ
- テトリス
- World of Warcraft
■ 参考:ビデオゲームの殿堂“World Video Game Hall of Fame”の審査規準
- Iconic:広く認められ、忘れがたい“象徴”的な作品であること。
- Longevity:一時の流行を越えて残る“長寿”作品であること。
- Geographical Reach:前述した2つの条件を備え、かつ“国境を越えて”広く認知された作品であること。
- Influence:デザインや開発が他のゲームやエンタテインメント、社会、大衆文化に深い“影響”を及ぼした作品であること。
なお、今年の殿堂入り作品は既に殿堂入りを果たしている作品と併せて、美術館2階の常設展“eGameRevolution”にて恒久的に展示される予定となっています。
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