近年の様々なメディアのデジタル化に伴う大きな問題として切り離せない著作権侵害の問題ですが、ゲームもこの被害を大きく被っている代表的なコンテンツの一つです。SecuROMやデジタル認証、Steam等様々なプロテクト技術が世に存在しますが、先日Electronic ArtsのボスJohn Riccitiello氏が著作権侵害が新しい「市場」になる可能性があると新しい見解を示しました。
John Riccitiello氏によると、侵害者はリテールのディスクを盗む事は出来てもDLCは盗む事ができないと述べ、現在DLCのリリースは消費者に対して好意的に受け入れられており、被害にあっているタイトルにDLCが存在すれば、侵害者はこれの入手を望む事になると続けています。同氏はこれを現存する巨大な著作権侵害に付随する新しい二番目の市場だと考えているようです。
音楽業界では侵害者はしばしば”悪魔的”な消費者として認識されますが、EAでは彼らをDLC等への購入意欲を持った”債権者”として考えているとの事、確かに年々DLCのデジタル流通の市場規模は上がってきており、あながち間違っているとも言えない状況になってきました。著作権侵害の問題は解決しなければならない大きな問題ではありますが、いつかDLCが実は本編みたいな事にならない事を切に希望します……。
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