先日Epic Gamesがメディア向けにiPhone 3GSで動作する「Unreal Engine 3」のデモンストレーションを行いました。映像も公開されており、かなり滑らかなフレームレートで動いている様子が確認出来ます。このデモはプレイアブルな部分とフライスルーするオートデモから構成された物で、以前のGDCで見られたUTのマップを利用した物になっています。UIは移動を左手で行い右手でaimをする一般的な物で、映像では実際に敵を倒すシーンも見られます。
まだiPhone用エンジンのライセンスについて発表はされていませんが、お馴染みEpicのボスMark Rein氏はそう遠くないうちにこのiPhone用エンジンをUE3ライセンス取得者が利用できるように準備を進めているとの事。なお、今回のエンジンにはモバイルデバイス等の組み込み向けに去年策定された新しい3D用API”OpenGL ES 2.0″に対応したものである事から、iPhoneの3Gモデルでは動作しない物になっています。
現在iPhone 3GSのPowerVR SGXは65nmプロセスの物が使われていますが、Intelが開発中のGPUを内蔵したClarkdaleでは32nmプロセスのデュアルコアになる予定で、22nmプロセスも現実的に見えてきた今、携帯機の3D表現がXbox 360を越える日がくるのも夢物語では無くなってきたと言えます。
今回のiPhone対応はそういった先を見越した物でEpicがポータブルマーケットの開拓と拡大を行うフロンティアになるという意志もMark Rein氏は明らかにしています。携帯デバイスはストリーミング端末としても注目されており、携帯ゲームが一体どこまで行ってしまうのか非常に楽しみです。個人的にはバッテリーと操作周りのイノベートが追従してくれれば嬉しい所……です。
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