カナダのモントリオールにスタジオを新設し開発機能のほとんどを移行、大きな再出発となったFuncomの次回作「The Secret World」ですが、昨年の後半20%にもおよぶ大規模なレイオフが敢行され、960万ドルにおよぶ損失も重なりリリース時期に遅れが発生しています。続報も正式発表以降少なくなっている本作ですが、やっと動きが出てきたようです。
先日FuncomがThe Secret Worldの舞台の一部とされるアメリカ北部ニューイングランドにある架空の町”Kingsmouth”のWebサイトをバイラルプロモーション的な一環でオープンしました。Webサイトでは何年前!的な古くさいテイストのいかにもな市区町村の中途半端な公式ページの体で作られており、本作の内容とどんな関係があるのか不思議に思う内容になっています。
実際にページの中にはKingsmouthが人口わずか1600人程度の小さな海辺の町である事などが記されており、町の名所や歴史について紹介されています。さらに読み込んでいくと町並はインゲームの風景画像になっており、このサイトが実際にThe Secret Worldのサイトである事が確認できます。
さらに深く読んでいくと気になるキーワードがいくつもちりばめられており、ゲームに関係してきそうな内容が読み取れる様になっています。イギリスに巡礼者達によって名付けられたソロモン島と呼ばれる島があり町と繋がる地下迷路が広がっているとの噂や(プレイヤー勢力の1つTEMPLARSに関係する何らかでしょうか)、ソロモン島にはInnsmouth Academy(インスマウス大学)という大学が存在する事、町の周辺でビッグフットの目撃例がある事などが実際に記されています。
インスマウスと言えばクトゥルフ神話に登場する架空の都市で、ここに暮らすDeep Ones(深きものども)は俗にインスマウス面と呼ばれ、そちらでご存じの方も多いかもしれません。さらに町の名前であるKingsmouthは同じく同神話に登場するキングスポート町に響きが似ており、両方ともにニューイングランドの海辺にある町である事も合致しています。
PvRが主立った要素となるとされているThe Secret Worldは、すでに”TEMPLARS”(テンプル騎士団)とILLUMINATI(ロックフェラー財団的な何か)、そしてDRAGONという3団体の登場がアナウンスされており、いかにもFuncomらしいごった煮でカオスな世界観が容易に想像付くわけですが、今回の情報からはどうやらクトゥルフ神話のテイストが色濃くベースに加えられる事は間違い無いようです。
色々逆境が伝えられるFuncomですが、これまで明らかにされている情報を見てもかなり魅力的に思えるThe Secret World、どうか頑張って良い作品に仕上げて欲しい所です!
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。