写真は去年のGOTYやら何やらを総なめにしまくった「Uncharted 2: Among Thieves」のディレクターを務めたAmy Hennig女史、インタビューで何度も見る度に正直な所おばちゃんなのにすげえなあ!と思っていましたすいません……。現在Amy Hennig氏は45歳、ゲーム開発でも女性の活躍の場が増えてきた近年ではありますが、やはりまだまだ男の子社会なビジネスの現場である事も現実です。そんな中歴史に残るような大作で大きな役割を果たしたAmy Hennig氏の手腕は見事な物だと言えます。
先日Los Angeles TimesがそんなAmy Hennig氏自身にスポットを当てたインタビュー記事を掲載しました。UCバークレーで英文学を学んだ後、映画学校に通いながらフリーランスとしてアタリのゲーム(Electrocop)を作り始めた事が最初の氏の経歴です。当時彼女は映画を学びつつもゲームが映画よりも面白く、先進性のあるメディアだと感じたそうです。
その後Atari 2600でリリースされた「Star Wars」やDungeons & DragonsのRPGタイトル等、数々のタイトルを経てUncharted 2にたどり着く訳ですが、処女作であるElectrocopは2人で作った4色カラーのゲームだった物がUncharted 2では実に150人に及ぶアーティストやプログラマー、デザイナーにアクターから成る大きなチームを率いるまでに変化しており、彼女は「この仕事は絶えず学び直す事、むしろ全て1からスタートする必要がある程です」とその難しさを口にしています。また、「それが出来なければ続ける事はできません」とも述べています。
その他にもゲームの開発と教育に関する問題や、ゲームビジネスの中での性差の問題など様々な事にインタビューでは触れられていますが、映像への出演時にも良く見られる女性ならではの柔らかい雰囲気で楽しく開発を進めてきた様子がうかがえるハッピーなインタビューになっています。これからもまだまだ頑張ってノーティのタイトルを素晴らしいタイトルに仕上げて欲しいと願うばかりです。
しっかし驚いたのは……Hennig氏がEA時代にリードデザイナーとして手掛けたタイトルがマイケル・ジョーダンが主役をつとめる”あの”「Michael Jordan: Chaos in the Windy City」であったこと!(詳しくは滑稽なライセンスタイトルTOP10)をご覧ください。歴史に残るトンデモタイトルとして名を馳せるタイトルとアンチャ2が同じ人の手による物とは……これこそ継続は力なり!という事でしょうか。人間って凄い!以下にそのジョーダンのタイトルを紹介してありますので、大きな目標に挫けている方やこれとアンチャ2を併せて見ればきっと勇気が湧くのではないでしょうか。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。