デベロッパに向けてCryEngine 3を早々にリリースし、いよいよCrysis 2もその姿を現し始め、コンソール市場に打って出る事となるCrytek。その高い技術力や未来を見据えたデザイン力など大きく注目とリスペクトを集めるCrytekですが、エンジンビジネスにおいてはまだ成功しているとは言い難い状況が続いています。
Developの取材に応じたCrytekのボスCevat Yerli氏は同社のエンジンビジネス強化の為に、CryEngine 3を中心に据えたスタンドアロンの無料開発プラットフォームの計画を進めている事を明らかにしています。これによりエンジンビジネスで成功を収めるEpicやUnityに競合していく意気込みの様です。
Epicは以前Unreal Engine 3を元にした無料版の”Unreal Development Kit”をリリースし、1週間で50,000人のユーザーを得ています。
さらにUnityも同様にfreemium(フリーとプレミアムを組み合わせた物)戦略で多くのユーザーを獲得した後も様々な利用プランを提示しており、1500ドルのProバージョンや、199ドルのインディーデベロッパ向けの料金設定などが登場、先月とうとう登録ユーザーが10万人を越えた事を発表しています。
Crytekはイギリスなどで学術利用目的にCryEngineの無償提供などを行ってきましたが、今回のコンソール進出に併せて、いよいよエンジンビジネスにも本腰を入れる事となりました。いずれCrysis 2の登場が一番の宣材になる事は間違いなく、ますます本作の仕上がりが気になるところです。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。