昨年”Wolfenstein”のリメイクをリリースした老舗デベロッパのRaven Softwareが開発を手掛ける次回作「Singularity」、本作は時間を操る事が可能になるTMD(Time-Manipulation Device)が特徴的なタイトルで、このデバイスを戦闘やオブジェクトを利用したパズルなどにも利用し、プレイを進めていく事になります。
そんなTMDを戦闘で利用した際の機能にスポットを当てた映像が公開され、TMDから射出した球体の空間内のみ時間の流れが極端に遅くなる効果が判りやすく解説されています。無数の銃弾が目の前をスローモーションで過ぎ去るシーンは実際にプレイしたらかなり臨場感溢れる物になりそうです。
このTMDにはこれ以外にも対象を過去に戻したり(人間に使用すれば子供に……)、逆に対象の時間を極端に早く進ませ年をとらせたり、映像に見られた”静止”効果、衝撃波による攻撃、さらには過去や未来の別の時間からオブジェクトに記された情報を得る能力なども盛り込まれています。
本作にはマルチプレイも用意される事が明らかにされており、このTMDデバイスがマルチプレイでどのように使用されるのかが楽しみな所です。
Raven SoftwareがUnreal Engine 3で開発中のSingularity、対応プラットフォームはPCとXbox 360、PS3で、リリースは2010年6月29日の予定となっています。
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