「Crysis 2」のマルチプレイトレーラーやプレイボリューム、PC版Dedicatedサーバまで新情報ひとまとめ

2011年2月13日 1:19 by katakori
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Nanosuit 2.0の特徴的な新機能が紹介されるマルチプレイの新トレーラー

3月22日の北米リリースが迫る期待のシリーズ最新作「Crysis 2」に、マルチプレイの解説を行った新トレーラーが公開、Nanosuit 2.0の特徴的な新機能を紹介しながら、スピード感溢れるマルチプレイの様子が確認できる興味深い内容となっています。

これ以外にもPC版のDedicatedサーバサポートの判明や本作の総制作指揮を務めるNathan Camarillo氏のインタビューなど、ここに来て大量の新情報が登場しています。今回はこれらをまとめてダイジェストでお届け、一世代飛び抜けた感すら漂うCrysis 2の予習をリリース前に進めておきましょう。

「Crysis 2」のシングルキャンペーンは10時間以上のボリューム

Msxbox Worldのインタビューに登場したCrytekのNathan Camarillo氏は、本作のボリュームについて言及、シングルキャンペーンの初回プレイが10時間以上のゲームプレイを提供し、さらにマルチプレイはこれに50時間が加わると発言しました。

また、Crytekは本作のレベルを”Choreographed Sandbox”(演出されたサンドボックス)と呼んでいると明かし、プレイヤーが異なる戦法やプレイスタイルを楽しめるリプレイ性の高いゲームが実現されているとアピールしています。

「Crysis 2」マルチプレイに用意される新要素のボリューム

また、このインタビューでCamarillo氏はマルチプレイモードに関する概要についても説明、搭載される6種類のゲームモードやキャラクタークラス、アンロック、Nanosuitモジュールなどのボリュームについて以下の様な内容を明らかにしました。

マルチプレイのゲームモード(※ モードの概要はこちらを参照しています)

  • Team Instant Action:チームデスマッチ
  • Crash Site:BattlefieldシリーズのConquestモードに似たゲームモードで、アーティファクトを盗んで目的地へと運ぶチームと、それを阻止するチームに分かれる
  • Instant Action:デスマッチ
  • Assault:攻守チームに別れてオブジェクティブの破壊と防御を行う
  • Capture the Relay:Capture the flagの変種
  • Extraction:一方のチームがVIPのエスコートを行い、もう一方のチームがその経路上でエスコートを防ぐ

その他のマルチプレイ要素

  • 4種類のデフォルトクラス
  • 5種類のカスタムクラス
  • 12種類のマップ
  • 50ランク
  • それぞれがレベルを持つ20種以上のNanosuitモジュール(※ 今回公開されたトレーラーには23種と記載)
  • 200以上のドッグタグ(※ トレーラーでは256個)
  • 12種のプライマリ武器
  • 4種のセカンダリ武器
  • 3種のマウント武器
  • 5種の爆発物
  • 11種のアタッチメント(※ トレーラーでは66種)

マルチプレイにはランクを1に戻すリブートシステムが搭載

上にご紹介した新要素にプレイヤーのランクが50ランクまで用意されている事が記されていましたが、50ランク到達時に再びランクを1に戻す”リブート”システム(CoDシリーズのプレステージモードと同様)が用意されており、これを利用する事で更に良い装備やクールなドッグタグを入手可能になり、リブートは5回まで可能である事が明らかにされています。

敵ナノスーツのエネルギーを流出させるユニークな武器”K-Volt”

K-Volt

インタビューの中で新しい武器について聞かれたCamarillo氏は、シングルとマルチ両方に登場する”K-Volt”と呼ばれる武器を紹介しました。”K-Volt”はナノスーツのエネルギーを流出させるユニークな能力を持っており、スーツの特殊能力が鍵となるマルチプレイにおいて相手の能力を封じる事は、戦略の幅を大きく広げる楽しい武器となりそうです。

なお、公式blogでは”K-Volt”に関する解説も既に掲載されており、スーツエネルギーを減らす能力については言及されていませんが、名前の通り電気ショックによる攻撃を加える武器で、弾道は通常の武器と違ってペイントボールを射出する銃に近い事が明記されています。

Crytekの面々がアニメーションとサウンドについて解説するCrysis 2 TVの新エピソード

さらに、本作の公式コミュニティサイトMy Crysisでは映像でCrysis 2のあれこれを紹介するCrysis 2 TVのエピソード4が公開、Nathan Camarillo氏やリードデザイナーのSten Hubler氏、シニアサウンドデザイナーのChristian Schilling氏などお馴染みの面々が登場し、サウンドとアニメーション技術について解説を行っています。

映像では様々な環境や状況に合わせて自然な動作を見せるキャラクターアニメーションや、モーションアクターがエイリアンのプロポーションを模して取り組んだモーションキャプチャーの撮影風景も収録、これに手付けのアニメーションとCryEngine 3のキャラクターアニメーションシステムによるモーション補完が加わる事で、驚く程に多彩で自然な動作が実現されている事が判ります。

また、映像にはゲームプレイシーンも大量に収められており、後半の巨大ビルが倒壊する様子や新タイプのエイリアンなど、ゲームプレイ的にも必見の内容となっています。

PC版はDedicatedサーバをサポート

また、先日にはElectronic Artsが公式BlogにてPC版Crysis 2のDedicatedサーバサポートを発表しました。これに併せて35の提供プロバイダリストを掲載、サーバツールに関する言及が行われていない事から、恐らくは近年BFBC2やCoD: BOなどで見られるレンタル式ではないかと予想されます。

インタビューではリリース後のアップデートやDLC展開についても意欲的な姿勢が見られたCrysis 2、リリースは北米が3月22日、ヨーロッパでは3月25日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。

情報元:VG247

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