doope!

Team BondiとRockstar Gamesが開発を進めているオープンワールドの推理アドベンチャー「L.A. Noire」、本作ではTeam Bondiが基礎研究から行ってきたモーションキャプチャー技術”MotionScan”による恐ろしくリアルなフェイシャルアニメーションを始め、尋常では無いリサーチと作業量から再現された1940年代のロサンゼルスの街並や文化がリアルに構築されており、Rockstarクオリティの新作として大きな注目を集めています。

そんな本作の開発に携わったRockstar GamesのアートディレクターRob Nelson氏がGameSpotのインタビューに登場、未見のプレイシーンも交えL.A. Noireのアートや技術について解説を行っています。

また、IGNにはL.A. Noireに再現された40年代ロサンゼルスのデザイン等に関するプレビューが掲載、L.A. Noireが他のRockstar Gamesタイトルと同様に人間のダークサイドにスポットを当てたタイトルだと解説しています。

これについてIGNは、前作”Red Dead Redemption”が近代化への恐れを抱いたアウトロー達の絶望的な行為を描いていたと述べ、一方”Grand Theft Auto IV”では技術の進化と社会体勢の変化から激化した組織犯罪と、連邦捜査官との間に起こる大きな対比を描いていたと解説しており、L.A. Noireもこれらと同様に、第二次世界大戦後の技術革新や華やかなハリウッドのショー文化と共に発展する暗黒街の影響など、大きな社会的動乱のタイミングを舞台に描いていると指摘しています。

以前にdoope!でもお知らせした通り、Team Bondiは尋常でない作業量でロサンゼルスの構築を進めており（※ 参考：ロケーションデザイン編、衣装編）、このプレビューでもキャラクター達に見られるバリエーション豊かなファッションに言及、紳士はハットを被り、女性達はブレザーコートを着てWingtip（つま先が翼の様な形状をした皮の飾りが付けられた靴）を履いたキャラクターや、プリントの無いTシャツにChuck Taylor（バスケットシューズ的な靴）を履く女性など、当時のファッションが見事に再現されている事が記されています。