Bethesdaが開発を進めているTESシリーズ最新作「The Elder Scrolls V: Skyrim」、エンジンも一新し、多彩な要素と多くの改善をもたらす今年登場する大作RPGの超本命として大きな期待を集めています。
コンソール対応に特化しつつ独創的な新機能を多く盛り込んだ新エンジン“Creation Engine”の登場により、プラットフォーム間に大きな差のないプレイ性を実現することがBethesdaにより何度も明言されていますが、Bethesdaの看板タイトルであるTESシリーズと新Falloutシリーズの大きな特徴としてPC版で利用可能なユーザーMODの存在が挙げられます。
これらMODには武器や装備を追加したりテクスチャの差し替えを始め、中にはゲーム性そのものを大きく根底からオーバーホールするような大型MODも存在しており、幅広いゲーム性と長期的なプレイが楽しめるようになっています。
来るThe Elder Scrolls V: SkyrimでもPC向けのMODツールがリリースされることが明らかになっていますが、先日ユタ州で行われたBethesdaのプレスイベント会場にてTodd Howard氏がユーザー作成MODをコンソールでも利用出来る方法を模索していると明言しました。
Howard氏はまだこれを実現する手段は持ち合わせていないと打ち明けながらも、既にMicrosoftとSonyに実現の可能性について打診を行ったと述べ、ある日突然これが実現する可能性も残されていると語っています。
さらに氏は、Bethesda自身がこれを強く希望していることを強調しており、Bethesdaタイトルプレイヤーの90%を占めるコンソールのオーディエンスに是非とも提供したいと語っています。
クロスプラットフォームのユーザーMODについてはValveが既に“Portal 2”での実現を果たしており、技術的には可能であることが明らかになっています。Bethesdaもこれに続くことが出来るか、今後の奮闘に期待したいところです。
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