先日ニューヨークのBrick Theaterが今年で3回目となるビデオゲームを題材にしたインタラクティブなパフォーマンスアートにスポットを当てたイベント「Game Play」の開催を発表、7月7日から31日に掛けて(なが!)世にもバカバカしい素敵なあれこれが行われることが明らかになりました。
今回はリアルギターヒーロー的なモータルコンバットイベントや、Rock Bandカラオケ、World of Warcraftでロミオとジュリエットを上演する“Romeoo and Julietet”など、代表的な催しものを映像と併せてご紹介します。
これは2009年10月にも一度ご紹介したギターをかき鳴らしてモータルコンバットを対戦するシステムを実現した“Modal Kombat”のプレイを収めた映像で、ギタリストのDavid Hindman氏とEvan Drummond氏が開発したもの。
氏らによるとModal Kombatは音楽とビジュアルアート、デジタルメディアが1つに交わったアートにおけるオーディオビジュアルパフォーマンスの新しいジャンルで、モダン且つクラシカルなパフォーマンスとテクノロジー、ポップカルチャーなどを一度に提供するModal Kombatはパフォーマーや作曲家、インターフェースデザイナー、そして対戦ゲーマーのラインを引き上げるなどと訳のわからないことを供述しています。
Eddie Kim氏率いるマシニマチームはリアルタイムでWorld of Warcraftのキャラクターを操作して物語を紡ぐWoW版ロミオとジュリエット“Romeoo and Julietet”を上演します。AllianceとHordeに分かれた過酷な恋がどのように描かれるのか、楽しみなところです。
病気で苦しむ子供達におもちゃやゲームを提供するお馴染みChild’s Playへのチャリティを目的にしたRock Bandカラオケ大会も開催されます。目的はともかく既にパフォーマンスかどうか怪しいところですが、単にゲーム好きが集まって飲んで歌って大騒ぎするパーティとのこと。楽しそう!
国内外に限らずゲーム文化に必ずついて回る変なセクシーさや、ゴア表現などを徹底的に下品でチープに茶化す“Nerdlesque”も登場しパフォーマンスを行います。紹介は控えますが、彼らは既にBrick Theaterで定期的なイベントを開催しており、Youtubeなどで最高にくっだらないイベントの様子などが確認できます。気になる方は是非一度ご確認を……。
ミュージシャンのChris Burke氏とTamara Yadao氏がインプロビゼーションとゲームの融合を図る「foci + loci」では、近年のリアルな音響シミュレーションを実現した既存のゲームエンジンを利用し、サウンド素材が配置されたゲームのマップを移動することで、現実的な位相処理が施されアウトプットされる音像を即興音楽的な作品として上演します。マップ内を移動する様子の映像も併せてなかなか楽しみなライブだと言えそうです。
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