9月2日から開催されるCall of Dutyフランチャイズ専用の大規模イベントCall of Duty XPにてマルチプレイヤーのお披露目が行われる「Call of Duty: Modern Warfare 3」ですが、今作の開発はゲーム本編をInfinity WardとSledgehammerが手掛け、UI開発やエンジニアリングサポートにRaven、Wii版はお馴染みTreyarchが手掛けるというCoDデベロッパ勢揃いの強力な布陣により進められています。
さらに、今作ではオンライン要素を独立させ、Call of Duty: Black Ops以降のタイトルの統計やマルチプレイヤーパートのオンライン要素を今後一手に統合していくオンラインソーシャルサービスのCall of Duty Eliteも新たに登場、こちらはオンライン専用のCoDデベロッパBeachhead Studiosが開発を担当しています。
そんなCall of Duty Eliteの開発を手掛けるBeachheadのNoah Heller氏がNow Gamerのインタビューに登場し、Call of Duty: Modern Warfare 3のチーター対策について言及。これまで無法地帯と化していた状況もしばしば見られたマルチプレイヤーに対して徹底的な対応を進める方針であることを明らかにしました。
Noah Heller氏は各種オンラインサービスを統合するCall of Duty Eliteが持つ別の役割がチート対策に対する有用性だと明言、Beachheadでは細かな統計データの取得により、あるプレイヤーが何度も同じ4人のプレイヤーをキルしている状況などを容易に検知することが可能で、こういったブースター(※ プレイヤー達が連携して一列に並んだプレイヤーを効率良くキルすることでXPを意図的に稼ぐなどの不正行為)達に対しても統計ステータスの変更の変更からBanなど、厳しい処置を施すと語っています。
さらにBeachheadは週7日の24時間体制で活動するアメリカやヨーロッパなど多言語に及ぶオペレーションチームを結成しており、彼らが実際に多くのトーナメントを実行し、スコアボードも参考に多くのチート検出を行うと語り、かなり大規模な不正対策を準備している様子を強調しています。
また、彼らオペレーションチームは疑わしいゲームを観察することが可能で、常に行われている検知と視認から何かおかしい状況が確認された場合には、何が行われているかを確かめる為にそのゲームに実際に入って確認するとのこと。(※ 恐らくスペクターとして)
さらにチームには実際のプレイヤーとしてゲームに参加することも許可されており、不正確認の最終手段として該当するマッチにプレイヤーとして参加するケースも存在することを明かしています。
これまでの無法地帯な状況と対応の遅さを考えると驚く様な改善を目指している様に感じられるBeachheadの取り組みですが、Call of Duty Eliteでは毎週の様にiPadなど、現実の物理的な賞品が用意されるトーナメントが多く開催されることが判明しており、Beachheadの徹底的な対策はこういったトーナメントでの不正を未然に防ぐための注力だとも言えます。
Noah Heller氏は最後に不正対策について、誰かが公平さに関わる何かを邪魔しない限り、不正対策に夢中でありたいとは考えていないと述べ、競争において人々が公平であろうと務めるよう望んでいると語っています。
今後ベータテストの運用を経て、どんなクオリティのサービスが運用されるのか、Call of Duty Eliteの膨大なサービス内容も含め動向に期待したいところです。
また、今回はCall of Duty Eliteの新しいスクリーンショットを以下にご紹介。前述した内容も納得出来る細かい統計が取得されている様子が端々から窺える興味深いイメージが揃っています。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。