中古対策としての役割やまとめて購入出来るシーズンパスの台頭など、近年ますますその意義を増しつつあるDLCの存在ですが、NPDの報告などでお馴染みの北米大手調査会社EEDAR(Electronic Entertainment Design and Research)が2011年北米市場におけるDLCの動向を記した新しい調査結果を発表(※ PDFが開きます)しました。
今回の調査は2011年4月20日から5月3日に掛けて、アメリカとカナダ在住のゲーマー3500人を対象に行われたもので、対象の51%に及ぶHDコンソール所持者が過去12ヶ月の間にDLCを購入していたことが判明、購入率は前年比で40%も増加しているとのこと。なお、EEDARは昨今のブロードバンドにおける帯域スピードの改善が成長の起因となっているとの見解を示しています。
また、DLCを購入しなかったコンソール所持者が購入を見合わせた理由についても調査が行われており、非購入ユーザーのうち47%が個人情報に対する懸念を理由として挙げており、11%の非購入ユーザーがDLCのクオリティが低い事を理由にしていました。
EEDARはDLC市場が今後さらなる成長を遂げると予想しており、2011年には8億7500万ドル以上を売上げ、2012年には10億ドル規模を超えるとの見解が明らかにされています。
国内タイトルにも様々なDLC展開が見られるようになった昨今、まだ玉石混淆と言えるDLC市場とコンテンツの動向が今後どういう展開を迎えるか、改めて注目する必要があるニュースだと言えそうです。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。