今年5月にRockstar Gamesからリリースされ、歴史に残る革新的なタイトルとなったTeam Bondiのアドベンチャータイトル“L.A. Noire”ですが、ローンチ以降Team Bondi周辺では多くのビジネス的なトラブルが続き、9月には残念ながらスタジオが閉鎖されてしまいました。
スタジオ閉鎖にあたって、多くのTeam Bondiスタッフが映画“マッドマックス”の監督/脚本で知られるジョージ・ミラー氏率いるオーストラリアのKennedy Miller Mitchell Interactive(以下:KMM)に移籍したことが判明、さらにTeam Bondiを率いたBrendan McNamara氏はフリーランスで次回作の構想を進めていることが報じられていましたが、本日なんとKMMがBrendan McNamara氏の新作タイトル「Whore of the Orient」の権利を取得したと発表しました。
これはFinancial Reviewのインタビューに応じたKMMの共同創設者で映画“ベイブ”や“ハッピー・フィート”のプロデューサーとして知られるDoug Mitchell氏の発言から明らかになったもので、Team Bondiチームの雇用を改めて報告したMitchell氏はBrendan McNamara氏の新作開発にTeam Bondiの元スタッフ達が取り組む事を示唆しています。
さらに、これまでGod of Warをジャッフェと共に誕生させ、God of War IIのディレクターを務めたCory Barlog氏が率いるKMMの新スタジオが、“Just Cause”シリーズで知られるAvalancheと共に開発を進めていた“マッドマックス”シリーズ新作映画“Mad Max 4: Fury Road”のゲームタイトルについても言及が行われており、Team Bondiチームの雇用によりジョージ・ミラー監督の意向が変わり、ワーナーからの支援を受けてTeam BondiチームがFury Roadの開発にあたることが明らかになりました。
かなり複雑に入り組んだ状況ながら、元サヤとも言えそうな体制が整ったTeam Bondiチーム、若干出来すぎな流れに見えなくもありませんが、ワーナーとKMMの強力なバックアップを得て登場するBrendan McNamara氏の新作“Whore of the Orient”の名が示す東洋の魔都“上海”と、前回のインタビューでMcNamara氏が語った“20世紀に発生した大きな出来事で、かつ語られることのない物語の1つ”がどんな融合を見せるのか、今後の続報が非常に楽しみなところです。
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