既に265万ドル(※ 約2億1400万円)近い資金調達を済ませ、いよいよ明日Kickstarterキャンペーンの終わりを迎える“Wasteland 2”プロジェクトと開発を率いるInXile EntertainmentのボスBrian Fargo氏が、かつてBlack Isle Studios時代にChris Avellone氏と共に開発を手掛けた奇作にして傑作RPG「Planescape: Torment」の原案とも言えるドキュメントを発見し、そのイメージを公開しました。
今回発見された資料は97年6月(※ Planescape: Tormentのリリースは1999年12月12日)に記された57頁に渡るPlanescape: Tormentに関する“プロジェクトが目指す夢と希望”を記したもので、97年時点ではまだタイトルが“Last Rites”とされており、94年にD&Dのキャンペーン設定としてDavid Cook氏がリリースしたPlanescapeの設定を利用したタイトルであることがこの時点で決められていた様子が窺えます。
また、既に多元世界を超えて展開するプロットや、本作を象徴するキャラクターである出自を忘れてしまった髑髏“Morte”の登場など、後にPlanescape: Tormentへと昇華される要素や、暴力と不敬の要素と共に、息を呑む様な美しが同居するタイトルにしたいとのビジョンが記されています。
奇しくもObsidianのChris Avellone氏やBGEE/BG2EEの開発を進めるBeamdogのTrent Oster氏らが本作の復活に食指を動かし始めている中に登場した今回の貴重な資料ですが、Wasteland 2で果たされるChris Avellone氏とBrian Fargo氏の共同開発など、一時代を築いたBioWareとBlack Isle関係者に見られる昨今の活発な動きと併せてある意味で示唆的とも言え、いずれ何らかの動きがあるのではないかと薄い期待を抱かざるを得ません。
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