2025年の近い将来が舞台として描かれることとなったTreyarchのCoDシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops 2」ですが、先ほど海外メディアによるプレビュー情報が解禁され、プロットやゲームシステム、開発体制等に関する様々な情報が明らかになりました。
今回はこれらの新情報と新たに公開されたスクリーンショットをまとめてご紹介します。
■ ストーリーと世界背景について
- Black Ops 2は前作Black Opsの直接的な続編で、ウッズとメイソンが生存している
- Black Ops 2は1980年代の冷戦と2025年の新しい冷戦の両方を描くが、物語の多くは2025年を舞台に進行する
- 80年代の主人公は前作と同様にAlex Masonが務める
- 2025年の新主人公としてAlex Masonの息子David Masonが登場する
- 物語は年老いたウッズによって語られる
- ディレクターを務めるDave Anthony氏とMark Lamia氏は、本作においてレズノフに関するより深い情報が描かれるかもしれないと示唆した
- 脚本を手掛けたDavid Goyerは、今作の仇敵として映画“ダークナイト”においてヒース・レジャーが演じたジョーカーのような、決して忘れられないキャラクター“Raoul Menendez”を生み出した(※ Menendezはテロリスト組織のリーダー)
- ストーリーはメイソン家とウッズ家を中心に、Menendezの台頭と没落が描かれる
- Menendezは中国証券取引所へのサイバーテロなどを経て、中国と米国を泥沼の戦いへと導く
- Menendezの台頭とその動機を描くために80年代のストーリーが描かれる
- 新たに描かれる冷戦は、貴重なレアメタル資源を巡る中国と米国間の緊張を指している
- Black Ops 2では近い将来の新たな脅威として登場するサイバーテロを描く
- テロリスト達はアメリカ内部の軍事資産をハッキングし、アメリカ本土をカバーするドローン達のネットワークを獲得した
- これはアメリカが現在5,000機のドローンを保持している現実を基に算出しており、昨年10月にはドローンネットワークがウイルスによって攻撃されるという事件が発生した
- ストーリーの分岐が用意されており、リプレイ性の高いノンリニアな物語が描かれる
- 息子David Masonのコールサインは“Section”
- Andersonという名の女性パイロットが登場する
- David Masonの相棒はNelsonという名の兵士
- 俳優のJames Burnsが再びウッズ(Frank Woods)を演じる
■ タイトル開発に関する情報
- エンジンの詳細は不明だが、フェイシャルアニメーションの改善やビジュアル部分のオーバーホールなど変更が加えられている
- Black Ops 2の脚本制作には、クリストファー・ノーラン監督のバットマン作品を手掛けたDavid Goyerが参加(※ 前作ではコンサルタントとして参加)しており、“ロボット兵士の戦争”等を手掛けた国際政治学者P・W・シンガーがコンサルタントとして関与している
- PC版Call of Duty: Black Ops 2はDX11機能に対応
■ ゲームプレイに関するディテール
- Black Ops 2のシングルプレイヤーキャンペーンには新たにRTSのシステムを盛り込んだ“Strike Force”ミッションが登場する
- “Strike Force”のミッションは分岐するストーリーラインによって変化するノンリニアなサンドボックス型ゲームプレイを特色とする
- “Strike Force”ミッションはプレイヤーがBlack Ops部隊を管理し、サンドボックス的なレベルを部隊にオブジェクティブの達成を目指す
- “Strike Force”ミッションでは生身の兵士と共に、UAV、歩行ロボットなどから部隊を構成し、プレイヤーはズーム可能な戦場を俯瞰し、ユニットを選択できる
- “Strike Force”ミッションは3つの任務から1つを選ぶ必要がある選択制で、一度に全てクリアすることは出来ない
- 新規プレイヤー向けのコンバットトレーニングが今回も登場
- “Strike Force”ミッションの選択だけでなく、個別のミッション中にも大小様々な選択要素が存在する
- これらの選択によっては主要キャラクターが死亡する展開や、国家間の対立関係への影響などが見られる
- 無人攻撃機によって破壊されたロサンゼルスを舞台に、新主人公のDavid Masonと相棒が女性大統領を護衛するミッションが描かれた
- トレーラーに見られた“馬”は1980年代ミッションに登場する(※ 本物の馬をモーションキャプチャーしたとのこと)
■ 武器とビークルに関する新情報
- プレイヤーの腕には小型の爆発物を射出可能なアイアンマン風のランチャーがマウントされている
- ミリ波技術を利用したスナイパーライフルが登場、これは空港の荷物検査などに利用されるスキャナに似たもので、壁越しの敵を透かし見ることが出来、チャージショットにより高速度射撃が可能
- 4足歩行の巨大なロボは“CLAW”(Cognitive Land Assault Weapon)と呼ばれている
- VTOL機のような新ビークルが登場する
- 電気チャージ式のグレネードが登場する
■ マルチプレイヤーとゾンビモードについて
- マルチプレイヤーの舞台も2025年
- 2種のマルチプレイヤーマップ、“Aftermath”(ロサンゼルス)と“Yemen”(イエメンの砂漠の中にある町)が確認された
- 新しいゲームモードが登場する
- マルチプレイヤーの詳細発表は今年後半を予定している
- ゾンビモードも復活、今作ではマルチプレイヤーエンジン側に統合され、より広大なものになる
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