昨日遂に正式発表を迎えた「Call of Duty: Black Ops 2」ですが、映像表現においてはお馴染みのエンジンから大きな進化は確認できず、今回も以前の物を改良しながら利用している印象を受けました。
そんな中、Treyarchのオンラインディレクターを務めるDan Bunting氏がVenture Beatのインタビューに登場し、今作における技術的な改善や新機能の導入について語りました。また、Activisionの広報を務めるDan Amrich氏が昨晩“Black Ops2について私が知っていること”と題されたエントリーを公開し、同じくエンジンに関する幾つかの具体的な情報が明らかになっています。
Dan Bunting氏によると、今作の開発ではPCクオリティの映像をコンソール上で60fps動作させることを目的に、“技術とテクニック”のミックスを進めながら既存の技術を改善しているとのこと。
なお、現時点ではCall of Duty: Black Ops 2のエンジンが、前作Black Opsに利用された“IW Engine”か、それともModern Warfare 3に利用されたIWの内製エンジン“MW3 Engine”であるのか、詳細は明かされていませんが、Bunting氏は具体的な改善や追加機能として以下のような情報を明らかにしました。
- コンソール版は今回も60FPS動作を実現する
- より良いHDR表現の実現
- 地面が光を反射し別の面を照らすといった、反射光を表現する“Bounce Lighting”を追加、窓がある部屋ではよりソフトな影表現が見られるだろう
- Bunting氏は、“Vertex Baked Lighting”によってリアルなインタラクションを見せるイエメンはソコートラ島の木立を提示した
- これまでと同様にAmbient Occlusionも実装
- セルフシャドウも有り
- “Reveal Mapping”と呼ばれる新しいテクスチャ技術が実装された
- “Reveal Mapping”の詳細は不明だが、Amrich氏によるとアスファルトの路上に乱雑ででたらめにばらまかれた様な砂を表現するような技術で、Bunting氏はBO2でアスファルトの割れ目に砂がちゃんと落ちる様な表現が実現されていると語っている。
また、氏はレベル開発におけるビジュアルデザインの具体的な取り組みとして、ロサンゼルスを舞台にしたマルチプレイヤーマップ“Aftermath”を例に挙げ、レベル内にユニークな環境を増やしているとアピール。コーヒーショップやホテルのロビーといった、誰もが直感的に理解できるロケーションを増やすことで、プレイヤー間のコミュニケーションをよりスムースにさせる狙いがあることを明らかにしています。
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