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先日Electronic ArtsとActivisionが和解に合意したことが判明したJason West氏とVince Zampella氏を始めとする元Infinity Wardスタッフ達とActivisionの間で争われていた「Modern Warfare」フランチャイズを巡る裁判問題ですが、本日Jason West氏とVince Zampella氏の担当弁護士が元Infinity Ward開発者達とActivisionが和解に合意したことを明らかにしました。

これにより、2年に渡って続いた全ての争議が合意に達したものの、合意内容については明らかにされておらず、どうやら今後も秘密裏にされたままとなる模様。なお、合意を報告したLA TimesのBen Fritz記者は今回の和解に“Jason Westが法廷で微笑んでいる”と示唆的な表現を用いています。

既に元Infinity Wardスタッフ達が多く集うRespawn EntertainmentとActivisionそれぞれが声明を発表しており、何れも合意に至った旨と合意内容が厳重な機密事項であることを強調しています。

さらに、Electronic Artsも今回の合意に声明を発表。Activisionによる元Infinity Wardスタッフに対する支払い拒否とEAへの非難は不合理なものだったとして、今回の和解合意がVinceとJasonの主張とクリエイティブなアーティスト達が取り組む困難な業務に対する報酬を得る正統な権利が尊重されたものであるとの見解を示しています。

という事で、今年1番の大舞台E3開催を前にして遂に終焉を迎えたModern Warfareフランチャイズに関する騒動にほっと胸をなで下ろすと共に、来るRespawnの新作とCall of Dutyシリーズが互いに切磋琢磨する生産的な勝負に改めて期待したいところです。