2010年の3月以来、2年越しで争われているVince Zampella氏とJason West氏を中心とする元Infinity WardスタッフとActivisionのModern Warfareフランチャイズに関する問題ですが、今月29日からスタートする公判を前にActivisionが元Infinity Wardスタッフ達に総額4200万ドル(約33億5000万円)の支払いを行ったことが北米の大手情報サイトThe Vergeの報告から明らかになりました。
支払いが行われたことは元Infinity Wardスタッフ側の代理人であるBruce Isaacs弁護士が既に認めており、元Infinity Ward側は今回の支払いが一定の意味を持ち合わせながらも、訴訟で求めている部分の一部に過ぎないとコメント。Activisionの都合で開廷を遅らせたことと今回の支払いはActivisionが自らの借りを認め、契約を守らなかったことを明示しているとの見解を明らかにしています。
さらに、Bruce Isaacs弁護士は今回の支払いが陪審員を前に見栄えを良くする冷笑的な試みだとActivisionを批判し、和解の道が既に閉ざされていることを明らかにしています。
なお、今回支払われた4200万ドルは原告側の40人に配分されるとのことで、元よりIsaacs弁護士はActivisionに対して7500万ドルから1億2500万ドル規模の支払いと、追加損害賠償金として7500万ドルから5億ドルを求める姿勢を見せていました。
ちなみに、今月29日から開始される公判は元Infinity Ward側のActivisionに対する訴訟と、ActivisionがElectronic ArtsとVince Zampella氏、Jason West氏の3者を相手取り4億ドルを求めた反訴の両方が進められることが判明しており、今回の対応が裁判にどういった影響を与えるか動向が気になるところです。また、Activisionが今週初めに新しい代理人を用意したことも判明しています。
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