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先月、全対応プラットフォームを含めた累計販売本数が2000万本に接近していると報じられた大ヒットタイトル“Minecraft”ですが、本日スウェーデンの情報サイトit24が「Mojang」のCEOを務めるKarl Manneh氏のインタビューを掲載し、2012年の総収益がおよそ15億スウェーデンクローナ（約2億3770万ドル/219億円）規模に達していることが判明。さらに、Minecraftのクリエイターとして知られるNotchことMarkus Persson氏に支払われるライセンス料が6億4000万スウェーデンクローナ（約1億140万ドル/93億円）となることが明らかになりました。

これは、先日スウェーデンで発売を迎えたMojangの成功を記した新刊“A Year With Mojang: Minecraft Behind The Scenes”の著者Thomas Arnroth氏が、2012年の業績報告を数週間後に控えるKarl Manneh氏に行ったインタビューから判明したもので、Mojangは2010年10月から2011年12月までの収益5億4100万クローナから、一気に177％もの成長を遂げたことが判明しています。

この信じがたい成功について語ったKarl Manneh氏は、「この成功を理解することは本当に難しい」と述べ、2010年のMojang設立時に作成した年間の予算計画が3ヶ月後には全く役に立たなかったと最初の成功をふり返り、今回も全く同様の感情を抱いていると説明。「自分達がどこまで利益を上げるのか、予測する方法が見あたらない」と述べ、Minecraftが今や作品自身のパワーで転がっていると強調しました。

また、Manneh氏は今後の計画として、オンライン決済が可能でないブラジルやポーランドといった市場を含む地域への進出を検討していることを明かし、これによりMinecraftの収益力をさらに成長させ続けたいと語っています。

本人達の驚きが示している通り、もはや想像が追いつかない規模の成長を実現しているMojangですが、お馴染みNotchのライセンス料は2011年の3億9600万スウェーデンクローナと併せて既に10億スウェーデンクローナを突破しており、it24はNotchが今やビリオネアだと報じています。