先日、一時的にAmazonの商品ページが公開され正式発表が近いと見られていたWii U版“Deus Ex: Human Revolution”ですが、昨晩スクウェア・エニックスが様々な改善と追加要素をもたらすWii U版「Deus Ex: Human Revolution Director’s Cut」を正式に発表し、Eidos Montrealが“最終版”と評する移植の枠を越えた仕上がりの作品を目指していることが明らかになりました。
今のところWii U版のみの発表となっている“Deus Ex: Human Revolution Director’s Cut”は、以前からスクウェア・エニックスの移植タイトルを開発していると事前情報をご紹介していたStraight Right(※ Wii U版Mass Effect 3を手掛けた)とEidos Montrealが共同で開発を進めているタイトルで、開発を率いるディレクターJean-Francois Dugas氏とデザイナーEmile Pedneault氏によると、Director’s Cutではオリジナル版で最も問題視されていた銃撃戦必須のボス戦を刷新し、ハッキングやステルス能力を利用したボス戦を実現するため、マップレイアウトを含む様々な変更が施されているとのこと。
さらに、GamePadを利用したWii U版特有の臨場感溢れるUI機能や、既存プレイヤーにも魅力的なHalf-Life 2スタイルのコメンタリなど、以下のような改善と新要素が用意されています。
- Lawrence BarrettとYelena Fedorova、Jaron Nammirとのボス戦を刷新、ハッキングとステルス能力を用いたボスとの戦闘が可能となる。
- 行動の自由度を制限していたエネルギーシステムが改善され、Hardest難易度以外はエナジーセルのリチャージが2セル分可能となった。
- “The Missing Link”DLCはシームレスに本編へと統合される。
- オリジナルの“The Missing Link”DLCに実装された敵AIの改善(視野コーンがより一貫性を持つ)が全編に渡って施された。
- オリジナルの“The Missing Link”DLCに実装されたグラフィックスの改善と全てのVFX(新シェーダーや反射、ライティング及びフォグシステム、シャドーの改善を含む)が本編にも適用された。
- Wii U版には他のコンソール版に実装されなかったアンチエイリアスが適用される。
- Wii UのGamePadを利用した“Neural Hub”と呼ばれる新要素が導入される。これにより、Wii U版では敵の体力や外装タイプ、所持品といった情報をGamePad側で確認可能。この他にもマップやインベントリ、オーグメントメニュー、ミッションログ、ハッキングミニゲームなどがGamePad上で利用可能となる。
- 新要素としてGamePadを利用しグレネードを投げ返す能力が利用可能となるオーグメントが登場する。
- 約8時間にも及ぶHalf-Life 2スタイル(マップ上に用意されているコメンタリアイコンを有効化することで再生可能)のコメンタリが用意されている。
- 一部小売りサイトにはリリース日が掲載されているものの、正確なリリーススケジュールは現在のところ明かされていない。
- 既存のコンソールとPC向けの“Director’s Cut”リリースや配信については言及されていない。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。