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登場が噂されるBatman Arkham新作やInjustice: Gods Among Usなど、近年DCの高品質なゲーム化作品を排出しているWarner Bros. Interactive Entertainmentが本日新たにF2Pモデルを採用したPC向けのMOBAタイトル「Infinite Crisis」を発表し、マルチバースの危機を描いたアナウンストレーラーが公開されました。

“Infinite Crisis”はLord of the Rings Onlineの開発と運用で知られるTurbineが開発を担当しており、リリースは今年後半の予定。発表に併せて公開された公式サイトでは、ベータテストのサインアップ受付も開始されています。

余談ながら、今作のテーマとなっているDCのマルチバースとは、DC Comicsが誕生当初から抱えてきた様々な矛盾をすっきりと（時には強引に）解決するため登場したEarthと呼ばれる並行世界設定を指すもので、今作は52版の世界をベースにしていることから、バットマンだけでも馴染み深いEarth-0から、Gotham by Gaslight版のスチームパンクなバットマン、Nightmare版バットマンなど、複数のバットマンが同時に存在するMOBAらしい賑やかなゲーム世界が用意されています。（※ 余談ながら、連日ご紹介しているInjustice: Gods Among Usの世界は、Flashpointを経て綺麗さっぱりリセットされたNew 52版マルチバースのPrime Earthをラフなベースとして、Injusticeならではのお祭り的な独自設定を色濃く適用したもの）

なお、公式サイトのチャンピオン紹介ページには、前述したNightmare版バットマンやGaslight版キャットウーマン、恰幅の良いGaslight版ジョーカーを始めとした登場キャラクターの概要が記されており、Infinite Crisisに登場するEarthの種類についても詳細な解説が用意されていますので、興味がある方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。