スキル成長の概要やDRM、SF要素の排除など「Might and Magic X Legacy」のインタビューから判明したプレイディテールまとめ

2013年4月6日 18:30 by katakori
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「Might and Magic X Legac」

先月下旬に11年ぶりのナンバリング作品として、ターン/グリッドベースのゲームシステムを採用する大胆な原点回帰を果たすことが明らかになった人気RPGシリーズ最新作「Might and Magic X Legacy」ですが、昨晩RPG CodexがPAX East会場で行ったLimbic EntertainmentのCEO Stephan Winter氏とライターJulien Pirou氏、プロデューサーGary Paulini氏のインタビューを公開し、ゲームプレイに関する具体的なディテールや、ナンバリング新作の発表に至ったビジネス的な背景など興味深い情報が明らかになりました。

  • “Might and Magic X Legacy”の開発期間は現時点で約7ヶ月程度だが、作品自体は長く開発者の心に存在していた。こういった作品のオーディエンスが存在すると確認することは非常に困難だったが、昨今のKickstarterに顕著なオールドスクールIPの成功や、Legend of Grimrock(※ Winter氏達はLoGが素晴らしい作品だと賛辞を贈っている)の勝利が、聴衆の存在を証明したとWinter氏達は説明した。
  • 2009年にM&Mのコミュニティ開発者Xhane氏がブランドポリシーの変更により、今後“Might & Magic X”のようなナンバリング名称を用いるタイトルが登場しないと明言しており、当時Limbicもそれを確信していたが、かつての遺産に基づいた作品開発を進める内に“Might and Magic X”が正しいタイトル名だと考えるようになった。
  • 本作のゲームプレイはWorld of Xeenに似たものをイメージしており、スキルシステムはMight & Magic 6と7のそれに似ている。
  • オートマッピングを導入したM&M2や、クエストログを早い段階で取り入れたM&M3と同様に、本作も高いアクセシビリティを目指し開発が進められている。
  • 訓練所でゴールドを支払いレベルアップするシステムは、少々オールドスクール過ぎ、グリッドベースのゲームにおいて退屈な往き来を増やすとして廃止された。
  • “Might and Magic X Legacy”は、“Act I”と章立てて呼ばれる小さなチュートリアルエリアからスタートする。ここでは最初の街やクエストの受託、最初のダンジョンなどが用意されている。
  • 敵のレベルは固定で、プレイヤーレベルによって変化するスケーリングは存在しないが、ストーリーの進行によって、エリアに新しいクリーチャーやモンスターが登場する可能性がある。
  • ゲーム世界の詳細についてはまだ明かせないが、Clouds of Xeenよりも広い世界が用意されている。
  • “Might and Magic X Legacy”のゲーム世界は、“Heroes of Might and Magic V”以降の“Ashan”に基づくことから、これまでのシリーズに見られたSF要素は登場しない。但し、これは以前のシリーズ作品と本作の間に接続がないことを意味するものではない。(※ トレーラーにはシェルテムの音声が収録されていた)
  • 1種族当たり3種のクラスが用意され、計12種のプレイヤークラスが登場する。(同じマジッククラスでも人間とエルフではスキルが異なる)
  • 各クラスには、それぞれ昇格クエストが用意されている。(例:FreemageがArchmageへと昇格)
  • スキルシステムは、M&M6と7に似たスキルポイントと複数のTireを併用するもので、20種を超えるスキルが用意されている。
  • スキルのTireは“Expert”と“Master”、“Grandmaster”が存在し、上級Tireを獲得するには任意のスキルのトレーナーを探す必要がある。Expertのトレーナー達を探すことは容易だが、Grandmasterのトレーナーは各スキルに1人だけ存在し、探し出すことは難しい。
  • 本作にランダムエンカウンターは存在せず、同一タイル状に3種のモンスター群が存在可能。対峙するモンスターの数はエリアとレベルデザインによって変化する。
  • Uplayは統合されるが、常時接続を必要とするDRMは搭載されない。初回のアクティベートは接続が必要。
情報元:RPG Codex

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