CD Projekt Redが最新の内製エンジンREDengine 3を用い、Cyberpunk 2077と共に開発を進めている人気RPGシリーズ最新作「The Witcher 3: Wild Hunt」ですが、新たに本作の開発を率いるKonrad Tomaszkiewicz氏がForbesのインタビューに応じ、これまでに判明している主要な変更点や要素を改めて紹介しつつ、DRMやQTE、戦闘の改善等に関するCDPRらしい見解を明らかにしました。
- Tomaszkiewicz氏はゲラルトが歩んできたサーガの最終章を描く最新作に、マルチプレイヤーのための場所は存在しないと非搭載を改めて強調した。
- ゲームの最後に用意される3種類のエピローグでは、プレイヤーがゲーム中に行った選択の結果がサマリーとして用意される。それは世界の政治的な情勢や、かつて訪れた場所にもたらされた変化、友人や敵の人生における変化といった要素が描かれる。
- QTEに触れたTomaszkiewicz氏は、Unchartedシリーズなど、いくつかの例外が存在するものの、多くのケースがカットシーンをよりインタラクティブな要素としたいデベロッパの安易な解決手段と化していると主張。来るWitcher 3ではQTEを採用しないと改めて強調した。
- 再掲:前作に見られたゲラルトの横転する回避行動は過去の物となった。今作では原作者Andrzej Sapkowski氏が小説で描いた戦闘スタイルに近い“つま先で旋回”するピルエット的な回避手段が用意されている。
- 再掲:戦闘システムはオーバーホールされ、敵の弱点を突き、特殊能力を無効化するようなWitcherセンスのシステムや、パリー行動が大きく変更されている。
- Tomaszkiewicz氏は次世代プラットフォーム向けの開発について、Xbox 360版の開発時に経験したような長い最適化プロセスが必要ではなくなったとアピールしている。
- Tomaszkiewicz氏は、著作権侵害に対抗する方法として多くのタイトルが採用しているDRMについて「個人的な見解ではあるが、DRMはゲーミング産業で最悪の存在だ」と発言。ゲームの購入者が持つ権利を制限していると強く非難している。CDPRにとって、著作権侵害に手を染めるユーザーは敵ではなく、友人だと説明した氏は、DRMを採用する企業が何故実際に商品を購入した顧客を罰したいと考えるのか疑問だと述べ、CDPRの取り組みは緩やかな変化を引き起こしているとアピールしている。The Witcher 3: Wild Huntは前作と同様DRMフリーで発売予定。
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