2011年9月にリリースされ、120万本を超える販売を記録したRelicのW40kシリーズ初のアクションタイトル「Warhammer 40,000: Space Marine」ですが、新たに本作のディレクターを務め、現在はCity Interactiveの新作“Enemy Front”とHinterland Studioのサバイバルアドベンチャー“The Long Dark”の開発を率いるRaphael van Lierop氏がPenny Arcade Reportのインタビューに応じ、“W40k: Space Marine”がキャプテンTitusの物語を描く壮大なトリロジーとなる予定だったことを明らかにしました。
ケイオススペースマリーンのソーサラーNemerothと、ウルトラマリーンのGuardians of the Templeを率いるキャプテンTitusの戦いを描いた“W40k: Space Marine”の物語は、Inquisitor(異端審問会)の登場によって意外な結末を迎えるクリフハンガーで締めくくられており、当初から続編の登場が予定されていたことを示していました。
ご存じの通り、RTS作品を含むRelicのW40kシリーズを擁したTHQは既に倒産しており、続編の登場はもはや望むべくもない状況となっていますが、Raphael van Lierop氏によると、本シリーズは元々キャプテンTitusを主人公にしたトリロジーとして予定されており、2作目では異教の罪によってスペースマリーンを追放され野に下りごろつきに身を落としたTitusを描くプロットが存在したことを明らかにしています。
また、トリロジーの3作目には生き残ったTitusに未だ忠実なスペースマリーン達が集結し、Adeptus Astartesへと凱旋。Titusを中心とする新たなチャプターの誕生が描かれる予定だったとのこと。
W40kファンにはたまらないエピックな展開が用意されていたSpace Marineシリーズですが、Raphael van Lierop氏はローンチ当時既にばらばらになりつつあったTHQの内部で続編に取り組めないことは明らかだったとふり返っており、当時は悲嘆に暮れていたものの、THQの事件が起こらなければHinterlandの誕生もなかったと述べ、結局のところ事態はより良い方向へと前進していると今後に向けた意欲を明らかにしています。
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