11月の商標出願にまつわるフェイクに続いて、先日自らフェイクだったと明かしたWebサイト“TheSurvivor2299”など、来る新作に向けてにわかに騒々しい状況が続いている「Fallout」ですが、今度は新たに海外Kotakuが来る新作のスクリプトが一部記された配役募集用ドキュメントを入手したと報じ注目を集めています。
報告によると、この書類は2週間前に読者が新作の配役募集から得たドキュメントの幾つかをKotakuに送付したもので、Kotakuは明確な根拠こそ示していないものの、この書類が本物であると確認したと断言しており、根拠を含めた真偽の程に注目が集まる状況となっています。
なお、今回の書類に記されたスクリプトには“Fallout”の文字が一切記されていないものの、お馴染みの“War. War never changes,”で始まる冒頭の台詞や、これまでに登場した噂でも度々舞台として上げられたCommonwealthやInstituteの存在が挙げられているほか、新作のコードネームが“Institute”(Fallout 3に登場したDr. ZimmerやDr. Madison Liが所属する研究組織、アンドロイドの製造で知られる)と呼ばれていたとも報じています。
“TheSurvivor2299”の件も含め、FalloutやTES、Haloなど、ゲームの背景に膨大なLoreが存在するシリーズの噂は、過去に蓄積されたフェイクや憶測、実際のLoreそのものから一見辻褄があったように見える設定を比較的容易に作り上げることが出来ることから、記された内容そのものから真偽の程を確かめることは非常に困難だと言えます。
先だってフェイクだと明かされた“TheSurvivor2299”の場合、サイトが公開された段階でドメインの登録情報やjavascriptやcssの命名規則と使用ライブラリ、DNS情報、サーバの設置地域、レイアウトやhtml/css/jsの書き方まで、全てがフェイクであることを示しており、一時的にサイトに表示されたイメージに加工されたFallout 3のスクリーンショットが用いられ、Fallout公式の年齢認証用htmlソースを一部改変し流用したもののディレクトリを変更し忘れるなど、かなり手の込んだLoreを除いて、サーバ登録/サイト製作周り、暗号そのものの難度は非常にクオリティが低い状態でした。
こういった前例もあり、今回のドキュメントも尤もらしいLoreから確度を推し量ることはできませんが、唯一見るべき点として、出自が確認できないクオリティの高いオリジナルキャラクターの3Dモデルが確認でき、このイメージの出所が特定されれば何らかの進展が見られるかもしれません。(※ 昨今の流れを見るとキャラクターモデルそのものを作成する可能性さえ考えられる)
なお、エンディングの展開まで含め“Modern Warfare 3”のシナリオや開発アセット、ロゴなど、大量のリーク情報を以前に報じた海外Kotakuですが、昨今同サイトが匿名ソースから得たとして報じる出自不明の情報は妙に確度の高い噂が定期的に混じっており、今回の断言も何らか確信に至る裏を取っているのか、今後の動向に改めて注目が集まるところです。余談ながら、海外Kotakuは“TheSurvivor2299”の公開時に同サイトをフェイクの可能性が高いとし、大きく取り上げていませんでした。
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