2012年11月末に複数のコンセプトアートやプロット情報が流出し、いよいよ「Destiny」の正式アナウンスが行われるかという時期に、海外のファンが“Halo 3: ODST”のゲーム内に“Destiny”の登場を予見するような示唆的な広告を発見し、大きな話題となりましたが、新たにGame InformerがこのアートワークをODSTに仕込んだ張本人であるBungieのアートディレクターChris Barrett氏にインタビューを行い、ODSTの開発が進められていた2009年頃にはDestinyのプロジェクトが既に始動していたことが明らかになりました。
ODSTに登場する件のイメージは、ワートホグやマングースの生産を手掛けるAMG Transport Dynamics社(Asklon)の広告で、“Destinyが待っている”と記されたタグラインと共に、Travelerの姿がはっきりと確認できる実に興味深い1枚ですが、Chris Barrett氏によると、氏は当時ODSTのフィクションをサポートしながら、既に進行していたDestinyのプロジェクトに参加していたものの、これが実際に日の目を見るかも判らないまま、プロジェクトやゲームの名称も変更されるだろうと考えていたと当時の状況を振り返っています。
なお、Destinyの存在を予見したこのイースターエッグは、Chris Barrett氏が独断で盛り込んだもので、氏は2009年当時、自分以外にこれを知る人物は存在しなかったと述べ、BungieのボスHarold Ryan氏でさえ知らないと答えただろうと説明しています。
という事で、地球に寄り添って静かに浮かぶTravelerの存在を含め、本当にODSTの頃からプロジェクトが進行していたことが明らかになったDestinyですが、Travelerを何らかのダイソン球だと考えた場合、2009年当初のオリジナルな“Destiny”は本来どんな位置づけの作品だったのか、Haloユニバースとのそこはかとない共通点を含め、歴史の“if”を思い描きながら来るDestinyのプロットを味わうのも1つの楽しみと言えるかもしれません。
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