先ほど、“Remember Me”の開発を手掛けたデベロッパ「Dontnod Entertainment」がフランスで破産申し立てを行い、確認が待たれる状況となっていることをお伝えしましたが、新たに同スタジオのCEOを務めるOskar Guilbert氏が今回の申し立てについて説明を行い、一部海外で報じられたスタジオ閉鎖の噂を否定すると共に、申し立てがスタジオの再編と再建に向けた取り組みであることを強調しました。
これは、THQやAtari Inc.が再建を図るために申請したチャプター11(連邦倒産法第11章)に似たフランスの事業再生法適用を指すもので、破産申し立てを行った“Dontnod”は現在再建に向けた更生手続下(※ 再建の見込みがない場合に精算/倒産手続きへと移行する)にあり、既に選出済みの司法管財人によってスタジオの債務と労務費の管理、事業継続に向けたスタジオの持続性が監視される状況となっています。
なお、Oskar Guilbert氏は“Remember Me”がヨーロッパのデジタルダウンロード販売において大きな成功を収めていると強調しており、スタジオが既に新しいプロジェクトに取り組んでいると明言。この計画に必要な投資や新しいニーズと合致させるためにスタジオの規模を変更することを決意し、今回の事業再生に向けた破産申し立てに至ったと説明しています。
さらにGuilbert氏は、今のところ名前を明かせないトップパブリッシャーの1つと綿密なパートナー交渉を進めているとも強調しており、次回作に向けた具体的な動きが水面下で進行中であることをアピールしました。
一先ず事業は継続する様子で一安心といったところですが、氏が誇示した新プロジェクトが今後無事に軌道に乗るか、再編に伴うレイオフやスタジオ規模の動向と併せて改めて注目が集まるところです。
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