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昨年3月に505 Gamesが正式発表を行い、北アフリカを舞台にした作品となることが判明していたRebellionの人気シリーズ最新作「Sniper Elite 3」ですが、新たに本作のプレビューが解禁され、来る新作の具体的なディテールや初のプレイ映像が登場しました。

今回は、多数の新要素を導入する本作のプレイ映像と共に、ドイツアフリカ軍団（German Africa Corps、DAKとも呼ばれる）とお馴染みKarl Fairburneが対峙する背景や新システムに関するディテールをまとめてご紹介します。

• Rebellionの開発を率いるTim Jones氏は、Sniper Elite 3がSniper Elite V2で実現を望みながら実装に至らなかった全ての要素の穴を埋めるために徹底的な開発が進められていると強調。ノンリニアなゲームプレイやより多くのステルスオプション、新しい武器のカスタマイズ要素など、以前よりも多くのタクティカルな選択をプレイヤーに提示するとのこと。
• Sniper Elite 3の対応プラットフォームはPS3とPS4、Xbox 360、Xbox One、PC。リリースは2014年Q2を目標としている。
• メディア向けに行われたデモンストレーションはリビアとエジプトの国境地帯に存在した要所ハルファヤ峠を舞台にしたもので、シリーズの主人公Karl Fairburneはロンメルが率い北アフリカで大きな戦果を上げたドイツアフリカ軍団を相手に戦っていた。
• ゲーム内のレベル環境は以前に比べてかなり巨大で、側面からの攻撃を可能にする多数の経路や戦略的な選択肢を提示するトンネルや洞窟、自然環境、人工的な建造物など、バリエーション豊かな要素に満たされている。
• プレイヤーはスポットした敵に対するタグ付が可能で、Fairburneの可視度は画面左下に表示される目のアイコンで示される。
• Sniper Elite 3ではプレイヤーに狙撃時の発砲音を遮るための選択肢が用意されており、デモではJones氏が野営地に存在するディーゼル発電機の1つが定期的に発するバックファイアを利用し銃撃時の音を遮っていた。
• 近距離での遭遇時は敵を背後から突き刺す、或いはサイレンサー付きのピストルで敵を無力化する様子が提示されたほか、トラップと地雷を利用した選択肢も確認された。また、地雷はバウンシングベティが利用可能だった。
• また、ビークルを利用した大きな爆発を伴う選択肢も存在し、本作の特徴でもあるX-rayキルカムがビークルのエンジンにも適用されている。
• Xbox One版は、コントローラーのトリガー用バイブレーションを利用し、プレイヤーの心拍を直接プレイヤーの指に伝える要素が導入されている。
• Sniper Elite 3の大きな新要素の1つとしてライフルのカスタマイズが挙げられており、経験値の取得に基づくレベリングシステムの導入に伴い、新しいスコープやストック、バレル、レティクルがランクに応じてアンロックされる。
• Sniper Elite 3に登場する敵兵士はAIが大きく改善され、全ての兵士が自分自身の役割を持ち、それに応じて行動している。ライフルを所持した通常のパトロール兵士に加え、彼らの行動を指揮し再編成を行うオフィサーや、Karl Fairburneを狙撃する重大な脅威となるだけでなく、地上部隊にプレイヤーの位置を知らせる役目を果たす敵スナイパーといった役割が挙げられた。
• また、Karl Fairburneの狙撃は敵勢力に現在地の方向を示す危険性を持ち合わせており、プレイヤーには狙撃後のポジションや移動も考慮した戦略が求められる。
• Sniper Elite 3は、Rebellionの内製エンジン“Asura”が採用されており、アンビエントシャドウやテッセレーションが実装されている。