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昨年4月に発売を迎え、シンプルかつ柔軟なゲーム性と優れたUI、スピーディな展開のゲームプレイで人気を博したキュートなCo-op強盗ゲーム「Monaco: What’s Yours Is Mine」ですが、新たに本作の開発を手掛けたPocketwatch GamesのAndy Schatz氏が公式Blogを更新し、本作が平均以上の支払い用タイトルとして同梱された2週間に渡るHumble Indie Bundle 11の詳細な販売データと共に、高い評価を獲得したMonacoの販売が75万本を突破したことを明らかにしました。

今回の更新は、前述したHumble Indie Bundle 11のポストモーテムとして用意されたもので、報告によると、バンドル全体の販売数は49万4,000セットに及び、総売上は232万3,681ドル（約2億4,000万円）に到達しており、多くの購入者がデフォルト配分（※ 65％が開発者、20％がチャリティ、15％がHumble）で支払いを行ったとのこと。

この販売を経て、6作品の開発者とキャンペーン半ばに追加された3作品の開発者間で分配が行われ、Pocketwatch Gamesはおそよ21万5,000ドル（約2,200万円）の売上げを得ており、Schatz氏は素晴らしい総額だったと説明しています。

また、49万4,000バンドルに及んだ販売の内、平均額を越える支払いによるMonacoの販売は37万34本となっており、Humble Indie Bundle 11の販売を経て、本作の累計販売が遂に75万本を突破したことが報告されています。

さらに、Schatz氏はHumble BundleとSteamの並行販売で懸念されるいわゆる売上げの共食いについても言及し、Humble Indie Bundle 11が販売された期間の前後を含むSteamの販売チャートをイメージで提示。前述した通りHumble Bundleで多くの販売を達成したにも関わらず、Steamの販売に全くといってよいほど影響がなかったことが判明しています。

両者の因果関係については不明ながら、Schatz氏は消費者が固有の販売チャンネルに忠実な傾向があるのではないかとの見解を提示しています。