先日から、大手パブリッシャーによる新作と思しき商標登録が続く状況となっていますが、新たにWarner Bros. Entertainmentが2009年にMidway Gamesを取得した際に権利を手に入れていた新生“Area 51”シリーズの「BlackSite: Area 51」を新規商標として米国特許商標庁に出願していたことが明らかになりました。
2007年にPS3とXbox 360、PC向けのシューターとしてリリースされたMidwayの“BlackSite: Area 51”ですが、Midwayの商標は現在もそのままとなっており、Midwayの取得からずいぶん時間も経過していることから、ブランド保護を目的とする取得にしてはやや違和感があるとも言え、この時期の出願が何を意味するのか、動向に注目が集まる状況となっています。
“BlackSite: Area 51”は、湾岸戦争当時イラクが隠し持っていたとされる大量破壊兵器を調査するために派遣されたDelta Force Echo Squadの分隊長Aeran Pierceを主人公に、謎の勢力やエイリアンとの戦いを描くいわゆるお約束展開のシューターという体で、巨大なモンスターやエイリアン達と戦うキャラクター達がイラク戦争に関するアメリカの是非や、アブグレイブ刑務所の事件に絡むメディア/政治の倫理、その後の金融崩壊にも関係するアメリカの内需や産業構造をテーマに自己言及的な感情を吐露(むしろ愚痴やぼやきに近い)するというエクストリームな作品で、レベルにブッシュ政権がイラク戦争を正当化するために発言した文言が多く引用されるなど、ゲームの表層とは全く関係無い作り込みと言及にカルト的な人気を博す作品として知られていました。
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