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先日、2003年に発売されたPS2向け音楽ゲーム“Amplitude”をPS3/PS4向けにリマスターするKickstarterキャンペーンを実施し、84万4,000ドルを超える資金調達に成功したお馴染み「Harmonix」が新たに37人規模のレイオフをアナウンスし、スタジオの共同創設者でCEOを務めたAlex Rigopulos氏の降格とSteve Janiak氏の新CEO就任が発表されました。

発表によると、今回のレイオフは現在と将来の製品開発プランを調整するために行われた再編プロセスの一部で、現在開発が進められている“Amplitude”や“Fantasia: Music Evolved”といった作品に対する影響は無いとのこと。

また、Harmonixのフロントマンとして活躍したAlex Rigopulos氏が、今回の再編に伴いCEOからチーフクリエイティブオフィサーに降格。新CEOに就任したSteve Janiak氏はこれまで“Harmonix”のパブリッシングを含む事業活動を率いた人物として知られています。

さらに、今回のレイオフに併せて、今年2月の正式アナウンス後にアルファテストが実施されていた音楽ゲームとシューターのハイブリッドタイトル“Chroma”が、多数のフィードバックと内部の分析に伴い、新たな方向性に向け再スタートを図るためプロトタイプの開発からやり直しを図る決定が下されたことが明らかになりました。

意欲的なプロジェクトを複数同時に進めている“Harmonix”ですが、水面下では“Rock Band”と“Dance Central”を次世代機向けに復活させる計画も進行していることが既に報じられており、今回の再編が今後にどういった影響を与えるか、Kinectを同梱しないXbox One本体発売の動きと併せてスタジオの動向に注目が集まるところです。