今後改めて実施されるXbox向けのベータテストや、内部データから浮上した新情報など、「Battlefield Hardline」の話題が連日報じられる状況が続いていますが、「Battlefield 4」の第4弾拡張パック“Dragon’s Teeth”に関する続報も待たれるなか、EA StudiosのVPを務めるPatrick Soderlund氏が“Battlefield”フランチャイズの新作展開に言及し、今年の“Hardline”発売はシリーズの年刊化を図るものではないと改めて強調しました。
Patrick Soderlund氏は、Visceral Gamesが開発を手掛けるスピンオフ“Battlefield Hardline”が、あくまで開発に興味を持つスタジオにタイトルの開発をまかせたことから誕生した作品だと強調しており、10年以上前からPatrick Soderlund氏とDICEを率いるKarl-Magnus Troedsson氏の間に警察と犯罪者の対立を描くBattlefieldゲームのアイデアが存在した上、2000年か2001年頃には都市戦にスポットを当てた初期段階のプロトタイプが開発された経緯があり、ここにKarl-Magnus Troedsson氏とVisceralを率いるSteve Papoutsis氏の出会いが重なったことで、“Battlefield Hardline”の誕生に至ったとのこと。
また、3年前にバルセロナで出会い“Battlefield Hardline”の具体的なアイデアを携えやってきたKarl-Magnus Troedsson氏とSteve Papoutsis氏に対し、Patrick Soderlund氏はVisceral Gamesによる新作の開発を認めた上で、スタジオに“Battlefield”タイトルの開発に必要な理解を促すため、“Hardline”始動の前提条件として“Battlefield”用拡張パックの開発を提示したことを明らかにしています。(※ これによりVisceralは“Battlefield 3”の最終拡張パック“End Game”の開発を担当した)
こういった経緯で、そもそもの誕生が年刊化を意識したものではないことが改めて強調された“Battlefield”フランチャイズですが、昨年8月にはブロックバスターシューターのラインアップから“Medal of Honor”を除外したEAが新たなリリースサイクルを提示し、今後は“Battlefield”と“Titanfall”、“Battlefront”のローテーションを主軸とすると明言していました。
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