昨年10月末に全6話のシーズン2が一挙公開されたWayside Creationsの愉快なファンメイド映像シリーズ“Fallout: Nuka Break”ですが、現在Kickstarterで“Red Star”とシーズン2に登場したNCRレンジャーの過去にスポットを当てた新作「Fallout: Nuka Break – Tales from the Wasteland」の資金調達キャンペーンが進められており、6万ドルのストレッチゴールとして“Fallout”シリーズの父としてお馴染みChris Avellone氏とBrian Fargo氏の“出演”がアナウンスされ話題となっています。
Kickstarterキャンペーン開始早々に初期ゴールの2万ドルをクリアし、現在49,000ドルを超える資金調達に成功しているWayside Creationsですが、今のところ2人がどんな役どころで登場するのか、詳細は明かされておらず、ほぼ達成は間違いないと見られる調達の動向に注目が集まる状況となっています。
なお、6万ドル調達が達成された場合、Chris Avellone氏とBrian Fargo氏の出演は本編のみに留まらず、特典用のボーナス要素として2人の登場シーンの拡張版が収録される予定とのこと。なお、来る新作“Tales from the Wasteland”は“Red Star”系の作品であることが明言されていることから、シーズン本編特有のぼんくら要素は多少抑えられ、渋めの作品になるものと見られています。
余談ながら、ObsidianのChris Avellone氏は“Fallout 2”と“Fallout: New Vegas”、キャンセルされた“Van Buren”のデザイナーを務め、ファンには馴染み深い“Fallout Bible”を編集した人物として知られるカリスマ的な開発者で、“Legend of Grimrock”の実写映像シリーズの脚本や“FTL: Advanced Edition”の追加シナリオ、inXileが開発を手掛ける“Planescape: Torment”の精神的な後継作品“Torment: Tides of Numenera”の監修と一部コンテンツの制作、“Wasteland 2”への参加など、多方面で引っ張りだこな状況が続いています。
一方、inXileのボスとして知られるBrian Fargo氏は、“Fallout”誕生の礎となった“Wasteland”を手掛け、Interplayを設立したビデオゲーム業界の重鎮で、Interplay時代に“Fallout”と“Fallout 2”、“Fallout Tactics”の3作品(何れも作品の冒頭に“Brian Fargo presents”の文言が表示される)を世に送り出したほか、ObsidianのボスFeargus Urquhart氏やJosh Sawyer氏、Chris Avellone氏、Chris Parker氏など、著名な開発者を多数輩出。さらにSilicon & Synapseの“RPM Racing”を見出しパブリッシャーを務め、旧友であるAllen Adham氏とMichael Morhaime氏を支えたことがBlizzard誕生のきっかけとなるなど、多方面に強い影響を与えた重要人物として知られています。
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