先日、フォトモードの搭載やオリジナルの経験を厳密に再現する30fpsロック機能、グラフィックス周りの改善に関する詳細なディテールが報じられ、7月29日の海外ローンチに大きな期待が掛かる状況となっている“The Last of Us Remastered”ですが、新たにNaughty DogのコミュニティストラテジストArne Meyer氏が“The Last of Us Remastered”の開発に関するインタビューに応じ、PS4向けのリマスター開発が“Uncharted 4: A Thief’s End”にもたらしたポジティブな影響や、先日吉田修平氏が提示した“Uncharted”シリーズのPS4向けリマスターに関する見解を後押しするような興味深い発言を見せ注目を集めています。
PS4向けのツールやパイプラインの構築に以前から取り組んでいたと語ったArne Meyer氏は、今回の“The Last of Us Remastered”における移植開発がPS4向けの移植に関する実戦的なテストとして良い機会だったと語り、PS2からPS3への移行期にエンジンとゲームの両方を同時に開発した経験が実に苦しいものだったと説明。今回のリマスター開発が、前述したPS4エンジン向けに書き上げた各種ツールのテストを兼ね、新しいパイプライン構築の促進とエンジン開発の進行を加速させたと明らかにしました。(※ “The Last of Us Remastered”の開発には、343 Industriesで“Halo 4”のエンジン開発に貢献し、Naughty Dog移籍後に“Uncharted 4: A Thief’s End”を含むPS4向けのグラフィックス開発を手掛けていた天才プログラマCorrinne Yu女史も参加していた)
また、Eurogamerに対して“Uncharted”シリーズのPS4リマスターが良い候補であると同時にリメイク作品を市場に氾濫させたくはないと語った吉田修平氏の見解に触れたArne Meyer氏は、北米市場に顕著なユーザー層として、まだPlayStationプラットフォームに不慣れで“Uncharted”シリーズを一度もプレイしていない多くの人々が存在すると説明。こういった層に“Uncharted”を知らしめるには絶好の機会だと強調しています。
続けてArne Meyer氏はこれらのアイデアが実現に至るかどうかは判らないと前置きした上で、これが実際に優れたアイデアだと述べ、もしも実現出来れば喜ばしいことだと前向きな意欲を提示しました。
余談ながら、今月初めにMCV誌最新号のインタビューに登場し“The Last of Us Remastered”の発売決定に至った理由を明かしたSCEEのプロダクトマネジャーJosh Walker氏は、PS4ユーザーの多くがまだ“The Last of Us”をプレイしていなかったと述べ、大きな割合を占める未プレイ層が競合プラットフォームからPS4に乗り換えたプレイヤーの規模を示していると説明していました。
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