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本日、1C Game Studiosが“IL-2 Sturmovik”のクリエーターと“Rise of Flight: The First Great Air War”を生んだ777 Studiosが共に開発を手掛ける世界初の民間航空機で、その後世界初の戦略爆撃機となったロシアの“イリヤー・ムーロメツ”にフォーカスしたフライトシム「Ilya Muromets」の早期アクセス版リリースを発表し、機体の興味深い解説を収録した初のトレーラーを公開しました。

近代的なヘリコプターの父として知られるイーゴリ・シコルスキーが1913年に完成させたイリヤー・ムーロメツは、旅客機として設計された4発機で、第1次世界大戦の勃発後は世界初の爆撃機として1,200kgの爆弾を搭載し大戦下の東部戦線で活躍したことが知られています。

なお、19.99ドルのEarly Access版リリースを迎えた“Ilya Muromets”は、イリヤー・ムーロメツをはじめ、ドイツのRoland CIIaやアルバトロス D.II、ベルギーのニューポールといった8種の戦闘機、当時の環境をリアルに再現した地形、ロシア帝国とオーストリア＝ハンガリー帝国の対峙を1916年のテルノポリを軸に描くキャンペーン、32人プレイに対応するマルチプレイヤー、柔軟なカスタマイズを含むクイックミッションを特色としており、2014年10月に製品版の発売を予定しています。