昨今のビデオゲーム産業においてプレオーダー商法は効力を失いつつある、ActivisionのEric Hirshberg氏が説明

2014年8月6日 19:00 by katakori
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「Activision」

本日Activision Blizzardの2014年Q2報告に併せて実施されたカンファレンスコールにて、“Destiny”と“Call of Duty: Advanced Warfare”が好調な予約を記録しているとの話題をご紹介しましたが、Activision PublishingのボスEric Hirshberg氏がこの好調を伝える一方で、昨今のビデオゲーム産業における所謂プレオーダー商法が徐々にその効果を失いつつあると説明し、その見解に注目が集まっています。

Eric Hirshberg氏は、プレオーダーに絡む取り組みによって作品の期待値をある程度刷新させることは重要な要素だとしつつ、プレオーダーの効力がビデオゲーム産業全体を通じて低下しているとの見解を提示。これが多くの要因から生じている現象だと語り、PS3/Xbox 360世代のタイトルに対する需要の低下や、作品のローンチ初日から幅広く利用可能なコンテンツ等を含め次世代コンソール上で増加するデジタル販売の規模といった現状を挙げました。

この結果、現在はプレオーダーの数よりも作品に対する意識や購入意図といった基準が重要さを増しているとEric Hirshberg氏は説明しており、新IPにおける記録の更新を視野に捉えた“Destiny”の好調な予約状況は、こういった新たな基準や取り組みが幸運にも最高値に達したことに拠る結果だと説明しています。

余談ながら、今回の2014Q2報告では、非GAAP売上総利益が前年同期から5,000万ドル増となるは6億5,800万ドルに達し、うちデジタルチャンネルの収益が非GAAP方式で実に73%に相当する結果となったことが報じられており、ActivisionのボスBobby Kotick氏は、予想を超える好調な業績が継続的なデジタル販売の好調によるものであることをアピールしていました。

情報元:GamesIndustry

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