doope!

“Papers, Please”を生んだLucas Pope氏が今年5月下旬に次期プロジェクトとして発表した1-bitビジュアルなファーストパーソン3Dアドベンチャー「Return of the Obra Dinn」ですが、先ほどLucas Pope氏が僅かながら本作の3Dシーケンスを収録した数秒の映像を公開。白黒の1-bit表現と3Dアニメーションを組み合わせた類のない不思議なビジュアルが登場しました。

"Watch this." http://t.co/0ywe3fRkZL

— Lucas Pope (@dukope) 2014, 9月 29

なお、Lucas Pope氏が開発を進めている“Return of the Obra Dinn”は、1802年に200トンを超える貿易品を積み行方不明となり、その6年後に無人で漂着した貿易船“Obra Dinn”号の謎を追う作品で、プレイヤーは東インド会社ロンドン支店の損害査定人として船に乗り、“Obra Dinn”号が残した航海日誌を追う物語を描くことが報じられていました。

また、Lucas Pope氏は“Return of the Obra Dinn”の製作にあたって、これまでとは異なるアプローチにチャレンジすべく、ゲームプレイよりもレンダリングやストーリー、技術的な取り組みにフォーカスしたいと語った経緯があることから、今回の映像はレンダリングを含む3D表現の何らか技術的な達成を報告したものだと考えられます。

かつてNaughty DogでUnchartedシリーズの開発に貢献し、その後傑作“Papers, Please”を生んだLucas Pope氏が新作にどんなビジョンを抱いているのか、今後の進捗と続報に大きな期待が掛かるところです。