先日、生まれ変わったビジュアルと人気ドラマ“シャーロック”的な演出が光る素敵なローンチトレーラーをご紹介したFrogwaresの“シャーロック・ホームズ”シリーズ最新作「Crimes and Punishments」ですが、昨日予定通り本作が発売を迎え、国内からも購入可能なPC版がここにきて日本語字幕対応を果たしたことが明らかになりました。
12年に渡って続いた人気シリーズの10作目として、ほぼリブートに近いシステムやアートスタイルの刷新を図り、モダンなビジュアルと分かりやすいゲームシステムを導入した“Crimes and Punishments”ですが、気になる日本語対応はメニュー周りに直訳(※ セーブポイントが“保存点”、オプションが“選択”といった具合)が目に付くものの、肝心の台詞やゲームの進行に絡む本文は無理なく理解できる程度のクオリティが保たれており、ドラマ版“シャーロック”的に描かれるホームズの思考をフキダシのように浮遊させ表示するテキストや、捜査情報を扱う手帳のインターフェース、ホームズの超人的な思考速度をゲームに落とし込んだシナプス演出の推理シーンといった箇所もレイアウトを崩すことなく日本語化されています。
また、ゲームの仕上がりについては、ややリニアな展開や三人称視点の挙動、今も一部に残る(良くも悪くも)オールドスクールな要素などが挙げられるものの、ドラマ版“シャーロック”を含むシリーズのファンにとって、息を呑む程美しいシーンが幾つも存在するビジュアルや所謂ホームズ感がはっきりと体感できる演出は海外でも高く評価されており、平均80点程度のレビュースコアが並ぶ状況となっています。
エクストリームな対決展開やクトゥルフ要素など、これまでやや敷居が高かった“シャーロック・ホームズ”シリーズですが、“Crimes and Punishments”は原作シリーズの古典的な6つの事件をベースに展開する原点に立ち帰った作品として、シリーズに初めて触れるプレイヤーも全く問題無くプレイ出来る作品に仕上がっていますので、気になっていた方は改めてチェックしておいてはいかがでしょうか。
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