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今年8月に開催されたSonyのgamescomプレスカンファレンスにBohemiaのDean Hall氏が登壇し、PS4対応を正式に発表したコンソール版「DayZ」ですが、アナウンスを経て独占の有無を含む続報が待たれていた対応プラットフォームについてDeal Hall氏が言及し、コンソール版“DayZ”がマルチプラットフォーム作品であることを明らかにしました。

これは、EGX Londonに参加したDeal Hall氏がEurogamerのインタビューに応じ明かしたもので、マルチプラットフォーム展開がBohemiaの確固たるビジョンだと語ったDeal Hall氏は、来るべきタイミングで他の対応プラットフォームに関する発表を行うと強調しています。

8月の正式アナウンス時には、PC版“DayZ”とは異なるユニバースを舞台とする独立した作品となることや、PS4向けのEarly Accessモデルを検討していることが報じられたコンソール版“DayZ”ですが、今回もコンソール版に対するディテールは明かされておらず、PS4向けのEarly AccessについてもSony側の提示に大きく依存することから、具体的な決定は未だ下されていないとのこと。

なお、Deal Hall氏によると、コンソール版の開発スタートは、現在PC版向けに進められているグラフィックスエンジンの刷新により左右され、来年の初頭を想定している新エンジンの完成を経て、ロードマップを改めて整理し、その後2015年の開発をコンソール版の製作に集中させる予定とのこと。また、氏は余りにも多くの作業が残されていることから、コンソール版“DayZ”が2015年内に発売されることはないだろうと強調しています。