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フェリシア・デイが運営する人気Youtubeチャンネル“Geek & Sundry”の買収をはじめ、Blizzardの人気シリーズ“Warcraft”や“Mass Effect”の映画化、“Dead Rising”の映像化など、近年ビデオゲーム関連の取り組みを強化しているLegendary Entertainmentの“Legendary Television and Digital Media”ですが、昨晩新たにLegendaryとCyanの提携がアナウンスされ、アドベンチャージャンルの象徴的な作品である人気タイトル「Myst」の映像シリーズ化が始動したことが明らかになりました。

これは、TVシリーズ化やデジタル配信専用のシリーズ化を視野に入れたプロジェクトで、今のところ具体的な放送手段や公開時期については明らかにされていないものの、制作には“Myst”を生んだCyanのボスRand Miller氏とRobyn Miller氏が参加し、映像シリーズ向けの脚色を担当するとのこと。

なお、映像シリーズ化に関する声明を発表したCyanは、今回の映像化が単なるTVシリーズの制作ではなく、付随するビデオゲームがメディアを超えてストーリーを拡張するトランスメディアプロダクトとなることを目標にしていると強調しており、今後の動向に注目が集まる状況となっています。

余談ながら、Cyanは昨年10月に“Myst”の精神的後継作品となる新作“Obduction”を発表し、Kickstarterキャンペーンを実施。見事132万ドルを超える資金を獲得し、無事110万ドルの初期ゴールを達成していました。