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AMDの新たなローレベルAPIとして昨年末にアナウンスされ、Battlefield 4やDragon Age: Inquisition、Thiefといった複数の作品に採用された“Mantle”ですが、先日ポートランドで開催されたPDXLANイベントにて、AMDのゲーミングサイエンティストRichard Huddy氏がMantleのパネルに登壇し、今年4月末にベータ入りを果たしていた「Mantle SDK」について言及。年内にベータを終え、パブリックなリリースを予定していることが明らかになりました。

さらに、Richard Huddy氏はパブリックな“Mantle SDK”にライセンス料や禁則は設けないとした上で、NvidiaとIntelに対してMantle APIの利用を歓迎し、これを推奨する旨を明言し話題となっています。

予てからMantleに対して興味がないことを明言（参考：MaximumPCMagazineのインタビュー、16分頃に言及）しているNvidiaがドライバへの実装に至る可能性は低そうですが、同様のローレベルAPIにフォーカスするDX12の動向と併せて“Mantle SDK”のパブリックリリースがどんな影響をもたらすか、年明けの動向に注目が集まるところです。

なお、PDXLANパネルに登壇したRichard Huddy氏は、現在Mantleの利用手続きを行った開発チームが100を超え、開発中の作品が20タイトルに及ぶと報告しています。