2013年1月に18歳以上向けの新レーティングクラスが導入されたものの、その後も“Saints Row IV”や“State of Decay”、“South Park: The Stick of Truth”の審査が大きな話題となったオーストラリアのビデオゲーム市場ですが、先日「Hotline Miami 2: Wrong Number」のレーティング審査が性的な暴力表現に伴い中止となり、パブリッシャーを務めるDevolver Digitalが現段階でレーティング通過に向けた修正対応を進める計画がないことを明示したことから、事実上の発売禁止となることが明らかになりました。
そんな中、本シリーズを生んだクリエイターの1人“Cactus”ことJonatan Soderstrom氏が、直接ゲームを購入することができないかと打診するファンの質問に応じ、「結果的にオーストラリアで発売されない時は、発売後に違法DLすればいい。こちらに現金を送る必要なんてない、ただゲームを楽しんでくれ!」と説明し注目を集めています。
これは、Soderstrom氏から直接メールの返事を受けとったユーザーが本文のスクリーンショットをRedditに投稿し話題となったもので、パブリッシャーを務めるDevolver DigitalのCFO Fork Parker氏とスタジオの広報が共に本人の発言に間違いないことを既に認めており、Jonatan Soderstrom氏が何よりもゲームをプレイして貰えることを望んでいると強調しています。
@benkuchera @cactusquid That was him.
— Fork Parker (@ForkParker) 2015, 1月 15
余談ながら、Jonatan Soderstrom氏は初代“Hotline Miami”を発売する以前、数ヶ月に渡って無一文だった経験から(著作権侵害されること自体を望んではいないものの)違法ダウンロードに手を出す気持ちは理解できると語り、初代“Hotline Miami”初期ビルドの海賊版プレイヤーが最善の経験を楽しむことができないとして自ら修正ファイルをリリース。皆が楽しめる経験を作り上げるため懸命に取り組んできたことを強調し、「バグは金を失うことよりも酷い」と断言していました。
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