昨年7月末に正式なアナウンスが行われた“Crytek UK”と“Crytek USA”の閉鎖を経て、8月上旬に設立がアナウンスされたVigilの創設者でCrytek USAのスタジオヘッドを務めたDavid Adams氏の新スタジオ「Gunfire Games」ですが、設立時に“Darksiders”新作の可能性を模索していると語ったDavid Adams氏がPolygonのインタビューに応じ、半年が経過したスタジオの現状に言及。遂にスタジオのオリジナルタイトル開発に向けた計画を始動するに至ったことが明らかになりました。
“Gunfire Games”は22人在籍する開発者のうち、実に20人をVigil出身者が占める文字通りVigilの後継スタジオで、David Adams氏によると、8月のスタジオ設立以降は資金的な問題を解決すべく、幾つかのOculus Rift作品を含む多くの請負仕事をこなしていたとのこと。
現在はようやくスタジオ自身の計画に取り組む余裕が生まれ、未だ初期フェーズながら2~3ヶ月ほど前にオリジナル作品の開発がスタートしたことが報告されており、David Adams氏は新作がGod of WarやGrand Theft AutoのようなAAA大作ではない一方で、4人組のチームがつくる2Dゲームのような作品でもないと語り、昨今Ninja Theoryをはじめとする幾つかのスタジオが掲げるAAAインディーに似た中規模チームによるリッチな作品を念頭に置いていることを示唆しています。
また、スタジオ初のオリジナルタイトル開発にあたって、様々な資金調達を検討したものの、最終的に前述した請負業務で得た利益を用いることが決定したとのこと。
新たに始動したプロジェクトに関する具体的なディテールは明らかにされていませんが、Adams氏は来る新作が“Darksiders”や“Hunt: Horrors of the Gilded Age”(Crytek USA時代に開発を進めていた4人Co-opシューター、現在はCrytekがドイツで開発を継続している)に共通する“冒険”の要素を受け継ぐ作品だと説明しているほか、予てから期待が寄せられていた“Darksiders”新作の可能性については、Nordicの希望や開発規模の面から実現する可能性が低いことを示唆しています。
しばらく水面下に潜伏していた“Gunfire Games”ですが、今年はVigil組の新作に関するより具体的なディテールが報じられるか、もう一方の生みの親である人気アーティストJoe Mad率いる“Airship Syndicate”(参考:過去記事)の続報と併せて今後の動向に改めて大きな注目が集まるところです。
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