Vigilを立ち上げCrytek USAを率いたDavid Adams氏が新スタジオ「Gunfire Games」を設立、“Darksiders”復活を視野に入れたNordicとの対話も進行中

2014年8月9日 13:02 by katakori
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「Darksiders」

先日、“Homefront”IPの売却に併せて“Crytek UK”と“Crytek USA”の閉鎖が報じられ大きな話題となりましたが、新たにVigilの創設者でCrytek USAのスタジオヘッドを務めたDavid Adams氏が新スタジオ「Gunfire Games」を設立し、VigilとCrytek USAで苦楽を共にしたリード開発者7名と共に、新たなプロジェクトに向けた取り組みを開始したことが明らかになりました。

Polygonのインタビューに応じたDavid Adams氏は、“Crytek USA”で開発を進めていた“Hunt: Horrors of the Gilded Age”の開発に多くの時間を費やしながら完成に至らなかった事が、新スタジオの設立を迷わせる大きな要因だったと語っており、非常に困難な決断を迫られるなかで、IPよりも開発チームそのものへの愛情が強かったことと、前述したリード開発者達を含むコアグループがゲームの完成よりも自身の運命を自ら切り開くほうが望ましいと決めたことが3度目のスタジオ設立に至る要因となったことを挙げています。

さらに、David Adams氏は“Gunfire Games”の設立にあたって、スタジオが再び“Darksiders”に取り組む可能性を調査していると説明しており、様々な可能性とオプションの1つとして慎重な検討を進める一方で、“Darksiders”IPの新たな所有者でフランチャイズの復活を明言しているNordic Gamesとの対話を行ったと報告。このほか幾つかのグループと初期のディスカッションを進めていると明らかにしました。

David Adams氏は“Gunfire Games”の今後について、複数のアイデアが存在することを挙げ、1つが新スタジオのオリジナルな計画、もう1つが既に確立済みのIPに取り組むことだと説明した上で、スタジオの長期的な目標が全く新しいゲームを作り上げることだと明言。これが多数のキャラクターやアドベンチャー要素、プレイヤープログレッション、クールなボス戦、奇怪なクリーチャーを特色とする三人称視点のクラシックなVigilゲームになるだろうとアピールしています。

THQ時代の困難な状況を経て、およそ3分の2の開発者と共に“Crytek USA”へと移行した旧“Vigil”ですが、僅か数日で決定したCrytek入りと今回の“Gunfire Games”設立を含め、2度も清水の舞台から飛び降りるような決断を下したDavid Adams氏の新たな取り組みと独立が今度こそ無事に実を結ぶか、“Darksiders”の復活を掲げるNordicの動向と併せて今後の続報に大きな注目が集まるところです。

情報元:Polygon

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