3月5日の日本語版発売がいよいよ1週間後に迫るTurtle Rockの新作「Evolve」ですが、新たにテイクツー・インタラクティブ・ジャパンがハンタークラスの解説を開始するゲーム詳細情報第6弾として、メディックとサポートクラスの詳細な解説を公開しました。
また、日本語版発売に伴う製品仕様も報じられており、今後配信される国内向けのパッチや追加コンテンツのリリースが海外版と同じタイミングで行われる予定となっているほか、海外版とのオンラインマッチングが可能且つ、表現規制が一切加えられていないことが判明しています。
キャラクターの選択で大きくプレイスタイルが異なるメディッククラスの興味深い解説と戦略は以下からご確認下さい。
ゲーム詳細情報定期配信第六弾、ハンタークラスの紹介第三回は『メディック(MEDIC)』と『サポート(SUPPORT)』
新作次世代マルチプレイ・サバイバルアクションシューター「EVOLVE」
チームの勝利を支える『メディック』、そして汎用性の高さが魅力の『サポート』とは2K および協力型サバイバルアクションの名作『レフト 4 デッド』を開発した Turtle Rock Studios(タートルロックスタジオ)社は、2015 年 3 月 5 日発売予定の『EVOLVE』のゲーム情報定期配信第六弾(毎週木曜日配信)を実施いたしました。
第六弾となる今回は、ハンタークラス『メディック』と『サポート』の詳細情報をお伝えいたします。
メディックとサポートはいずれも 4 種類存在するハンタークラスの 1 つです。
メディックはモンスターとの戦いによって傷ついたハンターチームの回復役を担います。『EVOLVE』の戦いにおいて、チームの生存力を高めることは、モンスターに与えるダメージの総量を増加させることに等しく、メディックはチームの勝利を支える最も重要な存在だと言えます。
そしてサポートは、それぞれに役割と特性が明確に与えられた他の 3 クラスに対して、チームメイトの戦闘や生存、索敵といった行動の支援を得意とする汎用性の高さを特色としています。『EVOLVE』の発売時にはメディックとしては「ヴァル(Val)」と「ラザラス(Lazarus)」、「カイラ(Caira)」の 3 人が使用可能で、それぞれに異なるプレイスタイルをもたらす個性的な装備に加え、共通する能力として“Healing Burst”と呼ばれる範囲ヒール能力を備えています。
また、サポートとしては「ハンク(Hank)」と「バケット(Bucket)」、「キャボット(Cabot)」が使用可能ですが、それぞれに共通する要素は少なく、支援そのものの方向性も 3人の多彩な装備と能力に依存することから、プレイスタイルが全く異なる点も大きな特徴の 1 つだと言えます。ハンターチームが一丸となってメディックの生存を支え、メディックがチームの回復を担う協力プレイと、メディックを優先的に狙うモンスターの戦いは、本作のゲーム性を象徴する構造であり、その中心に存在するメディックをプレイすれば“4vs1”の本質そのものに触れることができでしょう。
そして、サポートにはゲーム中最大のダメージを誇る“Orbital Barrage”や、チーム全体のダメージ出力を大幅に増幅させる“Damage Amplifier”など、ゲームの流れを一変させるポテンシャルを持つ装備が幾つか含まれており、仲間との連携やシナジーを効果的に発揮するサポートの存在はモンスターにとって大きな脅威となるでしょう。『EVOLVE』発売までいよいよあと 1 週間となりました。発売日の 3 月 5 日には、定期情報配信第七弾として対戦の舞台となる全マップの詳細をご紹介いたします。また、ローンチトレーラーの公開も予定しております。
『EVOLVE』日本版はすべての機種(PlayStation®4 / Xbox One / PC)において、海外版とオンラインでマッチング可能です。
今後パッチや追加コンテンツは、基本的に海外版と同様の配信を予定しています。(注 1)
また日本版における表現の規制なども一切行われていませんので、ご安心ください。(注 1) 時差の関係やファーストパーティによる審査の都合などにより、特に PlayStation®4 版において海外と若干の配信時期の差異が発生する場合があります。
ついにリリースを迎える『EVOLVE』にどうぞご期待ください。
回復からモンスターの弱体化までこなす「ヴァル(Val)」の特徴とスキル
1 人目のメディック「ヴァル」は、離れた距離から 1 人の味方を集中的に回復することができる“MedGun”を装備する女性ハンターだ。
最初に使用可能なメディックながら、優れた回復能力と 2 種類のデバフ(弱体化)能力を併せ持つ「ヴァル」は、ハンターの中でも一二を争う手数の多いテクニカルキャラクターであり、戦い方次第ではモンスターにとって恐ろしい脅威となるポテンシャルを秘めている。
まずは、敵モンスターのターゲットとなったハンターの見極めと“MedGun”の使用に適した効果的な距離、敵モンスターのターゲットとなった際の回避行動、“Healing Burst”の使いどころに集中することで回復の基本を身につけたい。
チームの生存力を高める基本的な行動を軸に、2 つのデバフでモンスターを翻弄できる距離を常に保つよう心がけよう。
■ モンスターの外皮を貫き弱点を作り出す“ARMOR-PIERCING SNIPER RIFLE”
“Armor-Piercing Sniper Rifle”はボルトアクションの対物ライフルで、強力な弾丸でモンスターの熱い外皮を貫くことによって、モンスターの体に複数の弱点を付与することができる。
通常、モンスターの胴体に当たった攻撃は通常量のダメージとなり、四肢に対する攻撃はダメージの最小値、頭部に対する攻撃はヘッドショットとして 2 倍のダメージに換算される。
“Armor-Piercing Sniper Rifle”によって作り出された弱点は該当箇所のダメージを 2 倍にする効果があり、頭部への狙撃はモンスターにとって大きな脅威となるだろう。
■ 1 人のハンターを集中的に回復する“MEDGUN”
ヴァルを象徴する装備“MedGun”は 60 メートルの射程を持つビームを放つことで、ハンター1 人の体力を集中的に回復させることが出来る。このビームは対象との間に障害物が存在する場合、効果が途切れてしまうので、距離とポジションが重要となる。前線で戦う仲間を見下ろせる高台は理想的なポジションの 1 つだと言えるだろう。
“MedGun”を使用し、モンスターと正面から対峙するアサルトを狙って回復させれば、パーソナルシールドの相乗効果と併せて、アサルトが最前線に立っていられる時間は大幅に増加し、結果的にモンスターのシールドと体力をより多く奪うことができる。
モンスターが攻撃目標を変更した場合にはすぐさま狙いを変えられるよう、仲間の位置にも気を配っておこう。仲間の位置を把握することは“Healing Burst”の使用時にも重要な要素となることから、UI や全体マップ表示、視認による確認を身につけておきたい。
“MedGun”のビームが届く距離を保ちながら、回復と 2 種類のデバフを切り替えることがヴァルの基本となる。
もう 1 つ“MedGun”の重要な機能に、蘇生効果がある。ダウンした仲間は“MedGun”のビームを照射することによって蘇生できることを覚えておこう。間違ってもダウンした仲間を通常の手段で蘇生するために前線に出てはいけない。
■ モンスターの動きを鈍らせる“TRANQUILIZER GUN”
ダメージこそ与えないものの、モンスターの移動速度を低下させる麻酔銃“Tranquilizer Gun”は、あらゆるシーンで役立つヴァルの最も強力な装備の 1 つだと言える。
モンスターの移動速度を低下させることは、仲間がモンスターの攻撃を回避するチャンスを増加させるだけでなく、追跡フェーズにおいてはモンスターの捕獲をより有利に展開することが可能となる。モンスターの動きを鈍化させることで、モバイルアリーナが展開されるまでにより多くのシールドを削っておくことができれば、勝率は大いに高まる。
また、60 秒効果が続くモバイルアリーナが閉じる際には、モンスターが逃走する前に予め“Tranquilizer Gun”で敵の動きを封じておきたい。モバイルアリーナが閉じる前にトラッパーが効果時間の終了を告げる台詞を喋るので、見逃さないように注意しておこう。
優れた蘇生能力を持つ「ラザラス(Lazarus)」の特徴とスキル
「ヴァル」のキャラクターマスターを成長させることでアンロックされる 2 人目のトラッパー「ラザラス」は、“Healing Burst”以外のヒール能力を持たない代わりに、デスペナルティを伴わない迅速な蘇生が可能となる“Lazarus Device”を特色とする。
“Lazarus Device”は、ダウン中のハンターだけでなく、ダウンタイマーを失い死亡したハンター、さらにはマップに存在する野生動物の死体さえ蘇生可能で、これを活用することで非常にトリッキーで戦術的なチームプレイが可能となる。
また、安全な蘇生や前線の脱出を可能にする“Personal Cloak”を備えていることから、戦闘時における生存性はヴァルやカイラよりも高い。
個性的な能力を持ち合わせる一方で、デバフと攻撃が一体化し専用のヒール能力を持たないことから、操作量は他の 2 人に比べて格段に少なく、“Lazarus Device”の特性さえ理解すれば扱いやすいキャラクターの 1 人だと言えるだろう。
■ モンスターの外皮を貫き弱点を付与する“SILENCED SNIPER RIFLE”
ラザラスが持つ唯一の武器は、ヴァルのスナイパーライフルと同じく敵の外皮を貫くことで弱点を付与する“Silenced Sniper Rifle”だ。
ヴァルのボルトアクションライフルに比べ、ラザラスの“Silenced Sniper Rifle”は 10 発まで連射可能で、モンスターの弱点を簡単に複数作り出すことができる。
また、“Silenced Sniper Rifle”はサイレンサーを装備していることから、モンスターにプレイヤーの位置を悟られないまま攻撃が可能で、ラザラスの生存性をさらに高めている。
■ 万能な蘇生ツール“LAZARUS DEVICE”
“Lazarus Device”は『EVOLVE』世界において使用を禁止された違法な技術を利用する蘇生専用デバイスで、ハンターの体力を大きく損うデスペナルティを生じさせない迅速な蘇生が可能となる。
これは、通常 2 回の死亡で行動不能扱いとされ強制的にリスポーンとなるペナルティさえ無視する蘇生で、“Lazarus Device”による蘇生さえ間に合えば何度でも前線で復活できることから、モンスターにとってはラザラスの存在自体が脅威だと言える。
この驚異的なデバイスを最大限に活用するためには、ラザラス本人の生存が最も重要となる。会敵中に“Lazarus Device”を使用し仲間を蘇生させる場合は、一時的に姿を透明化する“Personal Cloak”の併用を忘れないよう心がけよう。
また、腐敗が始まった野生動物の死体や吸収されたハンターの死体は“Lazarus Device”をもってしても蘇生することはできない。モバイルアリーナ内での戦闘など、乱戦時には仲間の位置と体力をしっかり把握し、素早い蘇生を行うことが勝利の鍵となるだろう。
さらにイレギュラーでトリッキーな“Lazarus Device”の活用方法として、高いヒール効果が上げられる。これは、治癒効果の低い“Healing Burst”に頼らず、傷ついたハンターを一旦故意に死亡させ、“Lazarus Device”の蘇生によって体力を一気に回復させるもので、活用には仲間との密なコミュニケーションと野生動物の利用が求められるうえ、モンスターに奇襲された場合には一気に全滅する危険性を孕むことから、チャレンジする際には周囲の状況に細心の注意を払っておきたい。
■ ラザラスの姿を一時透明化する回避用スキル“PERSONAL CLOAK”
ダウンしないことが最も重要となるラザラスの生命線を握る“Personal Cloak”は、ラザラスの姿を一時的に透明化させるクローク能力で、安全な蘇生や前線の脱出を可能にする。
“Personal Cloak”の効果は 12 秒程度持続し、再使用まで約 25 秒のクールタイムが必要となる。
クローク中に“Silenced Sniper Rifle”を発砲した場合は 1 秒ほど姿を現すが、その後再びクローク状態となる。“Lazarus Device”も同様に使用時にのみクロークが一時解除されることから、クローク中に蘇生を行う場合も周囲の状況には十分注意を払っておきたい。
このグレネードは、マップに潜む敵をいぶり出す手段や待ち伏せ、通過する可能性が高い狭所に展開しモンスターの移動を制限、もしくはコントロールする攻撃的な利用だけでなく、ダウンした仲間の周辺に毒ガスを展開させておくことで、モンスターの接近を躊躇させる防衛手段としても活用可能だ。
攻守に優れた装備でアグレッシブなプレイを得意とする「カイラ(Caira)」の特徴とスキル
「カイラ」は、ラザラスのキャラクターマスターを成長させることで使用可能となる 3 人目のメディックで、回復と攻撃の両方に優れた効果を発揮するグレネードランチャーと、仲間の移動速度を飛躍的に向上させる“Acceleration Field”を使いこなし、積極的に戦闘に参加するアグレッシブなプレイを得意としている。
カイラは、その性質上ヴァルやラザラスよりも前線に近いポジションで戦闘に臨むケースが多く、“Healing Burst”の使用もより直接的で、グレネードランチャーを利用した特有の回復も攻撃と同じスタイルで並行して行えることから、手数はラザラスに比べてやや多いものの、ヴァルよりも一貫したプレイが楽しめるオーソドックスな攻撃型メディックだと言えるだろう。
■ 持続する炎上ダメージを与える“NAPALM GRENADE LAUNCHER”
カイラの武器は直撃ダメージと炎上効果による持続ダメージを同時に与える強力なグレネードランチャー“Napalm Grenades Launcher”だ。
カイラのグレネードランチャーは機能を切り替えることで、ヒール用のグレネードと攻撃用グレネードのどちらかを選択して射出可能で、共に 4 発まで連続して射出可能となっている。
“Napalm Grenades Launcher”を含む本作の武器は、プレイヤーが任意でリロード可能だが、全ての武器は別の武器を使用中に自動で弾薬が供給されるシステムを備えている。
グレネードランチャーのリロード時間は長いが、ヒール用のグレネードに切り替え、2~3 発ほど射出する間に攻撃用グレネードのリロードは自動的に完了する。手動によるリロードは混戦時に無駄な時間を生んでしまうことから、直接戦闘時には“Napalm Grenades Launcher”と“Healing Grenades Launcher”を交互に切り替えながら、攻撃と回復が両立するスタイルを一連の動作として覚えてしまおう。
仲間の体力に気を配りながら、“Napalm Grenades Launcher”の射出数を 2 から 4 発に調整しつつ“Healing Grenades Launcher”に切り替えることが出来れば、攻撃と回復効果が同時に大きく向上し、前線はさらに安定するだろう。また、武器の切り替え速度を向上させるパークもかなり効果的だと言える。
なお、“Napalm Grenades Launcher”の炎上効果は敵モンスターのシールド回復を妨げるだけでなく、視覚的なデバフ効果を併せ持つことも覚えておきたい。
■ 範囲ヒール効果を持つグレネードを射出する“HEALING GRENADE LAUNCHER”
“Healing Grenades Launcher”は、“Napalm Grenades Launcher”のカートリッジ機能を切り替えることで利用可能となるカイラの象徴的な装備で、治癒効果を持つグレネード弾を射出することにより、効果範囲内のハンター全員を同時に治療する。
この範囲効果は、プレイヤー本人も治癒対象に含むことから、カイラは“Healing Burst”以外に唯一自分自身を回復する手段を持つメディックとして、戦いの最前線で回復と攻撃を同時に両立させることができる。
“Napalm Grenades Launcher”の要素として紹介した通り、カイラのグレネードランチャーはリロードを武器の切り替えに任せることで、攻撃と回復の効率を同時に改善することができるので、切り替えの動作は一続きのコンボとしてマスターしたい。
また、“Healing Grenades Launcher”による前線のヒールは、ハンターの組み合わせによってさらに大きなシナジーを発揮することが可能だ。ハンクが後方から射出するシールド“Shield Protector”でカイラのダメージを無効化し、“Personal Shield”を併用しながら最前線に立つアサルトをカイラが回復すれば、激しい前線をさらに安定させることができるだろう。
■ カイラと仲間の移動速度を飛躍的に向上させる“ACCELERATION FIELD”
Acceleration Field”は、発動中の効果範囲内に存在する仲間とカイラ本人の移動速度を大きく向上させる特有の能力で、攻守の両方に優れた効果を発揮する。
“Acceleration Field”の移動速度上昇は 13 秒ほど持続し、再使用には約 45 秒のクールタイムが必要となることから、発動する際には目的をはっきりと定めておきたい。
幾つかのモードにおける目標を除き、モンスターとの直接戦闘に的を絞った場合、“Acceleration Field”が効果を発揮するシチュエーションは大きく 3 つに分類される。
1 つは探索フェーズにおいてモバイルアリーナの展開を成功させるための追跡時。もう 1 つはモバイルアリーナの効果が切れる直前。最後はモンスターとの直接戦闘時における回避行動の強化となる。
このうち、モバイルアリーナの効果が切れる直前と、特にモバイルアリーナ展開中の回避強化は、予め使用のタイミングが予測可能であると同時に、クールタイムの関係からモバイルアリーナ展開中に効果を発動した場合は、ドーム消失直後の追跡時に“Acceleration Field”を使用することは難しく、使用はほぼ二者択一となることを覚えておこう。
中盤の直接戦闘時に余裕がある場合は戦闘中の“Acceleration Field”発動を控え、モンスター逃亡時に備えておき、終盤の決戦と思われる戦いに“Acceleration Field”を使用し、守りをより盤石とするのが有効だと言えるだろう。
「メディック」の戦略
モンスターに対するダメージ源となるアサルトや、モバイルアリーナの展開に目的が集約されるトラッパーに比べて、メディックの 3 人はその個性的な装備と能力によって、同一クラスとは思えないほどに大きく異なる固有のプレイスタイルを特 色としている。
非常にテクニカルでオールマイティな「ヴァル」と、シンプルながらトリッキーな戦術を得意とする「ラザラス」、自ら前線で戦い積極的にモンスターを追い詰めるアグレッシブな「カイラ」の戦略はその装備の特性に大きく依存しており、その詳細は各装備の解説をそれぞれ参照してほしい。
一方で、この全く異なる 3 人に共通する最優先すべき目標として、メディックの“生存”が挙げられる。
各メディックに用意された個性的な能力や装備、戦術の活用は全てメディックが“生存”することによって有効に機能する。第 2 形態に進化し手負いではない敵モンスターと対峙する場合、メディックを失ったハンターチームが勝利する可能性はほぼ皆無と言ってよい。
この生存方法も「ヴァル」のデバフや「ラザラス」のクローク、「カイラ」の自己ヒールに移動速度上昇と、三者三様それぞれだが、モンスターの予期せぬ攻撃を避ける場合の回避行動は共通している。
クラーケンの遠距離攻撃など、モンスターが放つ幾つかの攻撃は横方向にブーストボタンをダブルタップするダッシュ/ドッジ行動で回避でき、ゴライアスやレイスが接近してきた場合の攻撃を避けるにも効果を発揮する。
ただし、ダッシュによる回避行動にはジェットパックの燃料が必要となるため、モバイルアリーナ展開中の直接戦闘時には燃料を無駄遣いしないよう心がけたい。
なお、ゴライアスの突進やレイスの神隠し、一部の近接攻撃などについては、ダッシュよりも垂直方向への上昇による回避が有効な場合もある。いずれにしろ移動による回避はやや見極めが難しく難易度が高めだが、モンスターが直接メディックに狙いを定める機会は少なくないことから、基本的な移動アクションによる回避は是非マスターしておきたい。
また、3 人のメディックにはそれぞれに有効なモンスターとの距離が存在し、ヴァルは“MedGun”の射程 60 メートルの遠距離、ラザラスはクローク後の蘇生を間に合わせるための中距離、カイラは前線の仲間を“Healing Burst”でカバーできる最前線からやや後方の近~中距離がそれぞれに得意な位置関係となっている。この距離で有利なロケーションに位置どることができれば、メディックの生存率はさらに上がるだろう。
「メディック」の成長とアンロック
『EVOLVE』の成長/強化要素は、各キャラクターを個別に成長させるキャラクターマスターと、プレイヤー自身のレベルを示すプレイヤープログレッションの 2 つに大きく分けられる。
キャラクターマスターは、同じキャラクターを使用し続けることで、各スキルを強化するだけでなく、同一クラスの新キャラクターや外観を変更するスキン、バッジ用の素材を解除する手段としても用いられる。
一方、プレイヤープログレッションは、マッチを通じて得られる経験値を元に上昇するプレイヤー本人のレベルを示すもので、このレベルを上げることで基本パークと強化版パークが獲得可能となっている。
プレイヤープログレッション用の経験値は、マッチ終了後にプレイヤーの多種多様な行動に応じて加算されるだけでなく、各種行動の累計値に応じて 5 段階の達成度と固有の名称、経験値ボーナスを持つチャレンジ要素が用意されており、これらの種類と進行を意識することでより効果的なレベルアップが可能となっている。
なお、『EVOLVE』は勝敗よりも手に汗握るマッチの展開そのものを楽しむ作品としてデザインされており、マッチ後のキル /デス数やチーム内ランキングといった優劣は存在せず、経験値の取得やキャラクタースキルの成長に対して、ゲーム中 の行動やチームへの貢献そのものを個別に評価する仕組みを採用していることも大きな特徴の 1 つと言えるだろう。
【「EVOLVE」ゲーム概要】
『EVOLVE』は、対戦及び協力プレイの要素を巧みに融合させており、最大 4 人のプレイヤーが操作する「ハンター」たちによるチームと 1 人のプレイヤーが操作する「モンスター」を対決させるゲーム内容となっております。
舞台となるのは遠い未来の惑星シーア。ハンターとなってモンスターを狩るか、モンスターとなってハンターを狩るか、血沸き肉躍るような 4 対 1 の対戦の中、プレイヤーたちは激しい攻防を繰り広げます。
本作は、ゲームをプレイする際の「視点」が斬新かつオリジナリティに溢れており、4 人の「ハンター」として協力プレイを行うときはFPS(1人称)視点、1人で「モンスター」をプレイするときはTPS(第三者)視点、と自分が置かれた立場によって、全く違ったゲーム体験を楽しむことができます。【「EVOLVE」商品スペック】
- タイトル名:EVOLVE
- 発売元:2K
- ハード:PlayStation®4/Xbox One®/Windows PC
- ジャンル:サバイバルアクションシューター
- CERO:D
- 発売日:2015 年 3 月 5 日(木)
- 価格:7,700 円(税別)
- プレイ人数:1 人(オンライン対応 1~5 人)
- 日本語版公式サイト:http://EVOLVE2k.jp/
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